🟦八丈島のいま
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八丈島には、当会理事の中込が在住しており、現地からの報告が届いています。
随時、現地の様子を発信していきます。
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🟦坂上3地域の倒木仮置き場、1月末に閉鎖
この週末、1月24、25日は、中之郷、末吉の2地域で活動を行いました。
中之郷の現場は、海岸近くで被災した民家で、その片付けをお手伝いしました。
末吉の現場は、倒木の伐採、枝木の回収と処分を行いました。
片付け作業に関連する町の動きとして、倒木の処理(仮置き場)の問題があります。
被災後、町は各地域に倒木の仮置き場を設置してきましたが、坂上の3地域(樫立、中之郷、末吉)については、1月31日で閉鎖されることになったのです。
家屋の建材や家財などについては、1月13日のレポートにも書いた通り、全てが南原スポーツセンターの仮置き場か、その近くの処理業者の所まで捨てに行かなければなりません。
2月からは、坂上3地域の倒木についても、坂下(三根、大賀郷)にある倒木仮置き場まで運搬して捨てに行く必要があり、その往復に時間がかかることになります。
例えば、末吉地区であれば、今まで車で片道5分程度で済んだものが、約30分かかります。
時間だけでなく、運転時間が増える分だけ作業に回れる人手が減り、距離に応じてガソリン代も余計にかかることになります。要は、倒木処理の作業効率が非常に悪くなるのです。
このような理由から、今週末は積極的に倒木処理を行い、2月以降に残す倒木案件を減らしておきたいという考えがありました。
『いったい、どこまでが台風被害の倒木で、どこからがそうではないのか?』
木も生き物であり、自然の摂理で枝葉は枯れて落ち、片付けが必要になります。
どの折枝が台風被害で、どれが自然に落ちたものか?これからは誰も区別できなくなっていきます。
時間と共に、徐々に被災地としての環境から、被災前の環境に戻していく中で、様々な判断や区切りをつけなければならならないことも理解できます。
仮置き場は被災後に「仮」に作られた場所であり、「仮」の文字が取られることはほぼ考えられません。
南原の仮置き場については、できるだけ早く閉鎖して欲しいと願う島民も多く、結局は個々の主観で「仮」は便利にもなり、不便にもなってしまうのです。
1月末、坂上3地域の仮置き場が廃止される理由は定かではありませんが、町には町の事情があるのだと思います。
2月から、私たち「あすなろ」のボランティアにとって不都合な状況になりますが、これも復興のプロセスの1つとしてプラスに捉え、引き続き、坂上3地域での倒木処理についても、台風による被害であることが明確であれば、1件ずつ丁寧に対応していきたいと思います。
🟦差し入れでささえあいの気持ちを
八丈島といえども冬は寒い日が続き、強風もあいまって屋外での作業は身体に堪えます。
運営側として屋内で活動できる私は、ボランティアに作業案件を伝え見送ってからは、暖かい事務所内に居ることができます。
もちろん、作業の手伝いや調査などがあれば、いつでも外に出たいと思っていますが、誰か1人は事務所に残る必要があります。
この週末、八丈島も寒波と強風の影響を受けることが予想され、個人的に差し入れ企画を実施しようと考えました。
毎週末では負担が大きいので、不定期で余裕がある時に限りますが、これまで、作業が終わったボランティアさんに、お汁粉、お雑煮の差し入れを行い、喜んでもらうことができました。
お餅を使う料理は、帰ってくるボランティアさんの状況を見ていなければならず、料理のタイミングが難しいため、今回は『おでん』にすることにしました。
大根は前日から仕込みましたが、それ以外は既製品を入れて煮込むだけの簡単な料理です。
特別に料理が得意な訳でもなく、普段自宅でしているのと同じですが、一皿のおでんが少しでも寒い身体を和らげてくれるのならば…という思いで準備をしました。
1月25日(日)は予報通りの寒さ。おまけに羽田からの午後1番の飛行機は、強風で着陸できず引き返すといった悪天候でした。
午後3時半過ぎ、各現場からスタッフやボランティアが「あすなろ」に戻ってくるタイミングで、おでんコーナーをつくり、セルフサービスでおでん種を選んでもらいました。
本当は、おでん屋さんのように、仕切りのある鍋を準備したかったのですがそこまではできず、家庭料理さながら「ごった煮」状態でしたが、予定通り準備まではできました。
あとは味の問題ですが、スタッフも含めて約20人が「美味しい」と言って食べてくれました。
例えば、週末に100人を超えるボランティアが集まるようなボラセンであれば、ちょっと個人では躊躇しますが、20人程度であれば思いつきでもやれないことはありません。
材料費も1,000円、2,000円のレベル。もちろん個人負担ですが、これからもボランティアの
ひとりとして、差し入れでささえあいの気持ちを広める機会をつくっていきたいと思います。
(JHP理事 中込祥高)
🟦温かいご支援をありがとうございました
2025年10月よりスタートした募金活動を通じて、約27万3千円のご寄付をお寄せいただきました(2026年1月末時点)。皆さまの温かいご支援をありがとうございました。
ご寄付の用途は以下でご報告しています👇
台風22・23号災害支援募金 ご協力ありがとうございました | JHP・学校をつくる会
JHPでの募金活動は1月末をもって、一区切りとさせていただきますが、現地からの報告は3月末まで随時発信いたします。
引き続き、ご関心をお寄せいただければ幸いです。




















