ランナーが転倒するなど箱根駅伝で多くのドラマを生んだ京急電鉄の「蒲田踏切」(東京都大田区)を含む京急線と京急空港線の上り線区間約6キロが、16日の始発電車から高架化される。

 2012年度中に予定される同区間の下り線高架化まで踏切は残るが、遮断機の下りている時間が減るため、渋滞の緩和が期待されている。

 新たに高架化される区間には計28か所の踏切があり、07年の国土交通省の調査では、1時間に計40分以上遮断機が下りたままになる「開かずの踏切」が11か所あった。今回の高架化で踏切の遮断時間が約4割減少することが見込まれており、完全高架後は、28か所の踏切はなくなる。

 また、京急は今回の高架化に合わせたダイヤ改正で羽田空港への輸送を増強し、品川―羽田空港駅間をノンストップ約16分で結ぶ「エアポート快特」の運行を16日から始める。

 ただこの列車は京急蒲田駅を通過するため、高架化事業に約200億円の分担金を拠出する地元の大田区は強く反発。

 松原忠義・大田区長は今月11日の記者会見で、「当然(新列車が)止まるものと考えていたのに、断じて容認することはできない」としており、高架化完了までには曲折も予想される。

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