雨雨振れ振れ母さんが
蛇の目でお迎え嬉しいな
ピチピチチャプチャプ
ランランラン
(童謡『あめふり』)
って言う歌ですとかあるいは
しとしとぴっちゃん
しとぴっちゃん
しとぴっちゃん
哀しく冷たい雨すだれ
帰らぬ父(ちゃん)を待っている
ちゃんの仕事は刺客ぞな
しとしとぴっちゃん
しとぴっちゃん
涙隠して人を斬る
(『子連れ狼』)
などと言う歌が日本にはあるんですけど日本語ではザーザー降りとかシトシトと降るなどと言うような言葉を擬態語と言うのか擬音語と言うのか良く知らないんですけどスペイン語ではそう言う言葉をOnomatopeya (オノマトページャ)と言うらしいんです。
スペイン語ネイティブでも大抵のメキシコ人はそう言った文法用語などは知りませんし城太郎も当然知らなかったんですけどブログに書く為に調べて見たらオノマトページャと書いてあったんです。
スペイン語にも多少オノマトページャがあるんですけど日本語ほどは多くないんです。
殴られた時とか車が衝突した時なんかに使う擬態語で日本語で言うと『ドーン』だとか『バーン』みたいな擬態語で『サス』とか『やっちまった』みたいな感じの時に使う擬態語で『カチャクアス』とか少しはあるんですけど日本語ほどは多くないみたいです。
拳銃の銃声を日本語では『パンパン』とか『バーン』とか言う音で表現するんですけどメキシコ人は『プン、プン』と言う音で表現するんです。
消音器(サイレンサー)を使ってるならともかく何故『プン、プン』と言う音に成るのかが良く分からないんですけどいとも簡単に犯罪者が銃器を使用して人の命を奪う国だから銃で簡単に殺したと言う感じが出てる擬態語だと思いました。
雨に関して良く聴くスペイン語の擬態語でchipi−chipi(チピチピ)と言う言葉があるんです。
これは日本語のシトシトピッチャンみたいな感じで大雨ではなくて少し雨が降ってる事を言うみたいなんです。
『ザーザー振り』とか『ドン振り』みたいな表現はないのかと言う事を色んな人に訊いてみたんですけど良く分かりませんでした。
先ずonomatopeya と言う言葉を一般の人たちは知りませんから「チーン、サスみたいな感じの音で状態を表す言葉を文法用語でオノマトページャって言うんだけど...」と言ってオノマトページャとは何かと言う事を先ず説明しなければならないんです。
それで「llueve poco(雨が少し降る)の擬態語がチピチピなんだけどllueve mucho (大雨)を表すオノマトページャって何かあるかな?」などと甥っ子のトーニョとか義妹のベレニセに訊いてみたんですけど先ずオノマトページャの意味が判ってなくて質問の意味が判ってない訳です。
トーニョの奴は中卒なんですけど弁護士のベレニセは高卒ですからメキシコでは高学歴者のインテリなんです。
ベレニセの奴は「Tormenta(凄い)」だとか普通の言葉の形容詞で答えてるんです。
中卒で色が黒いトーニョの奴も「llueve muy duro(激しく降る雨)」とか言ってて質問の意味が判ってないんですけど取り敢えず激しい雨の場合は擬態語が無いみたいだと言う事が判ったんです。
この国は高学歴者でも頭の柔軟性が無いからバカって言ったらアレなんですけど事実だから仕方が無いんですけどバカだから質問の意味が分からないから質問の回答をトンチンカンな事を言う人が多いんです。
だから大雨の場合はそう言う擬態語が無いのかあるいはあってもあまり使われてなくて1般人は知らないと言う事みたいです。