ホラー映画大好きOLちろるです!
今日紹介するのは意味のわからなさが不気味なホラー映画、黒沢清監督の『回路』。
「幽霊に会いたいですか?」というホラー好きの心に刺さるキャッチコピーの作品です。
人々の不可解な行動、失踪がじわじわ広がっていく不気味さと恐怖感が背筋をゾクゾクさせてくれますよ!
回路のネタバレなしあらすじ・概要
回路は『CURE』、『クリーピー』、『降霊』の黒沢清監督による心霊系ホラー。
ネタバレにならない程度のあらすじは以下。
観葉植物販売会社で働く工藤ミチは、同僚の男性社員が1週間欠勤し連絡がつかないため彼の家を訪ねることにする。彼の部屋に上がり会話を交わすが、会話が途切れた際に寝室を覗くと、彼は首を吊って自殺していた。その後、彼の部屋で発見されたフロッピーディスクには、彼の部屋のパソコンを写した画像が入っており、画像を見たミチは恐怖を感じる。一方、大学生の川島亮介は、ネット接続を試みるうちに、「幽霊に会いたいですか」と問う奇妙なサイトにアクセスしてしまう。この時からみち、亮介の周辺で奇妙な事件が起き始め、人が一人、また一人と消えていき…。
回路の結末ネタバレあり感想、レビュー
ここからはネタバレが入ってくるので、苦手な人は飛ばしてくださいね☆
回路の結末は、ゾンビ映画的というか、この世の終わりが来てしまった印象を受ける終わり方をしています。
なぜ黒い影になるのか、なぜ赤いテープを貼るのかなど、見ているといろんな疑問がわいてくるんですけど、答えがないのでかなり不気味です。日本でNTTとかがインターネットを普及させようと頑張っていた頃の映画で、ネット自体が得体のしれない存在であったこともあって、相乗効果で怖い気がします。ネットに乗って幽霊とか呪いとかの得体のしれないものが蔓延していくという作品は今でもありますが、当時と今とでは恐怖の度合いが違う気がしますね。今は人の悪意みたいなものの方が怖い気がします。全体的に暗くて不穏で不気味な印象の映像が続く重たい気持ちになれる映画ですね。役所広司がちらっとだけ出ているのがクスっとしますがそれ以外はどよどよしています。
絶叫するタイプのホラーではないので、不気味さや不穏さを味わいたい人におすすめですよ。
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