魂の清らかさとは何か。
魂の本当の清らかさとは、何を指すのか。
前作に続き、ここに全ての哲学を焦点する。
あくまでも一意見、一推察に過ぎませんが、興味深い方はどうぞお楽しみください♡
この宇宙に存在するもの全ては、神様の分身。
有限として生きとし生けるものも、神様の分身。
有限であることは常に未完のままであり、
未熟であり続けるからこそ、本人の望む限り、無尽蔵に成長することができる。
故に人間は、誰一人として例外なく過ちや間違えを繰り返し、其れを血の通った糧として少しずつ進化してゆくに過ぎない。
前作でのシンデレラも例外なく一人の人間に過ぎず、多くの過ちや間違えの体験を誰よりも身の糧にしていたに過ぎない。
拠って魂の本当の清らかさとは、決して過ちや間違えをしないことではなく、神様が敢えて見逃してくださってる内に、
命として本当に大切なもの、本当に大切なことに気づけたことだと、現時点の僕は結論しております。
決して過去を消すことはできなくても、
同じ過ちや間違えのケースを、もう一度やり直したり、試みることは何度でもできる。
【自分はまだ生きている】
其れこそが、僕に映る最高の機会のチャンスであり、恩恵だからです。
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パズーという少年。
おそらくまだ中学生程の年齢にも関わらず、彼の日常での社交性は一人の人間として既に自立しておられます。
命への慎みと敬意を識り、その中で怖れずに堂々と健やかに振る舞っているからこそ、
こうして周囲からも一人の人間として愛され、護られている。
作品からも両親と早い段階でお別れしただけでなく、父親は世間から【ほら吹き】だと軽蔑されて死んでゆかれたにも関わらず、彼はずっと父親を信じ、健やかな自分を逞しく構築していた。
物語での冒頭でもそうで、パズーの生きる環境は決して順風満帆とは程遠く、
仕事場においても、残業で街に夜食を買い出しに行ったにも関わらず、その費やした労力も無駄に終わるという、明日の希望さえも目処の立たないものだった。
おそらく人生における早い段階で無意識に悟ったものだと思われますが、
【くよくよ嘆いていても、何も明日の自分を助けてくれない事実】を、パズーはよく理解していたのだと思うのです。
そんな環境で逞しく育ったパズーの日々への励みは、
彼の底なしの健やかさ、命への優しさや慎ましさを無尽蔵に叩き上げてゆかれました。
一つの終止符からの視点から眺めれば、
全ては物語におけるシータとの出逢える為の資格、その後の現実への必要な対応力を培う為の触媒だったのです。
そういう視座で物事を眺められると、
一人一人の人生での起きる出来事とは、人智では到底計算することのできない【現実からの粋な計らい】が組み込まれ、浪漫に溢れているなぁって♡
会社の重要人事における決定項目においても、何故に【根が明るい人】が重要視されるのか。
この世界での神様もまた、きっと命に明るい人を基本的に好むからだと、僕は実感するのです。
改めてパズーの生い立ちや環境を何処までも親身になって振り返ったとき、
自分なら同じように逞しく在れただろうか。
おそらく僕では無理で、パズーの資質だからこそ、実際にそう在れたと思うのです。
僕には僕に見合った人生の設定があって、実際に僕の選択し、歩んだ人生だったからこそ、
僕はこうして何とか逞しく、健やかに生きているに過ぎない。
同様に僕以外では僕の人生を決してこうして歩めず、現在御覧になっておられるあなた様の人生もまた、あなた様の資質と才能があってこそのその素敵な人生であり、あなた様として初めて歩めるもの♡
僕はそう捉えております。
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映画でのこのシーンでは、下でシータが眠っている時でしたが、
実際に昨日までのパズーの朝には、シータと出逢う前からこのルーティングは継続されておられました♡
周囲の皆さんの起きる頃、おそらく彼の中では朝の時報代わりとして、自他における一日の健やかな始まりのテーマソングとして、彼はトランペットを爽やかに鍛錬しておられました。
そして鳥達にこの音色を聴かせた後、必ず御褒美として食べ物を振る舞う習慣も、パズーの中で決め、鳥さん達との間で優しく約束したこと♡
一方シータもシータで、
早くから両親や肉親を失くし、唯一遺してくださった小さな畑と動物達のお世話をしながら、自らの生計を立て、早い段階から自立されておられました。
お互いに生まれた環境や場所は違っても、
生きるにおける健やかさや逞しさ。
命への敬意や慎ましさは、お互いに日々磨いておられました。
そんな御二人だったからこそ、それ迄の人生はお互いが後に出逢える為の魂の鍛錬の場であり、その資格への触媒体験に過ぎなかった。
そして時が満たされ、機に恵まれ、天の計らいは御二人をこうして引き寄せたのです♡
まるで、全てはここから過去を逆算したかのように。
そして未来へもまた、然るべき未来へと逆算されたかのように、
御二人の浪漫溢れる運命は、この出逢いをきっかけにまるでおとぎ話の世界に舞い降りたかのように、笑いと涙、ロマンス溢れる運命を共にしてゆかれたのです♡
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こちらはみー♡さんともお話しましたが、お互いに大好きなワンシーンでしたね。
ロボット兵に護られているシータの窮地を救出するシーンです。
圧巻なのは自らも落下する危険性もある中で、現状況からこうして自らに聴こえる最善を信じて疑わなかったこと。
そしてシータもまた、パズーの意図を瞬時に理解し、必要と聴こえる空中へと迷わず飛び込んだこと。
その場その時にしか存在しない千載一遇を、両者の信頼関係が実を結ぶと共に、ドーラ船長の何気ない左手のサポートもまた、2人の覚悟と勇気に突き動かされたのだと思われます♡
こうして筋書きのないドラマだからこそ、人は人によって知らぬ間につき動かされ、このようなドラスティックな場面がさも当たり前のように起こり始めるものです。
こればかりは運命の出逢いを果たした者同士、仲間同士にしか決して理解できないものだと、僕は認識しております。
映画マトリックスでも表現されておられますが、
現実とは、恋をするようなもの。
本当の恋を識っている者は、自分にとっての神様が誰であり、自分にとっての仲間達が誰であるかが、魂で理解できます。
一度踏み入れたその世界は、まるでおとぎ話のような奇跡の軌跡の世界の連続。
是迄の常識を覆すような出来事の連続。
人間の肉体に限界はあっても、その精神性には決して限界が存在しておらず、
あらゆる常識の概念を歪ませ、時には破ることも可能の世界。
其れは決して恐ろしいものではなく、
描いたものは限りなく具現化し、叶う世界。
敵であった存在すらも既に敵ではなく、
避けるまでもない無双の世界。
決して盲信ではなく、鵜呑みでもなく、
2つの意思が限りなく心から信頼したとき、
おとぎ話と呼ばれる疑う余地のない魔法の世界は、瞬時に発動する。
疑う余地のない恋に到達されたとき、
その世界は限りなく輝き続ける。
其れが物語におけるパズーとシータの世界であり、自らの人生でもまた認識した世界です♡
本当の恋を識るとは、得も言えぬ幸せの世界に包まれるものです♡
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ラピュタの物語には、エンディングの先にこんなエピソードがあります♡
パズーとシータはその後お互いの世界へと再び戻り、暮らし始めるのですが、ある時パズーからシータの元に一通の手紙が贈られてきます。
お互いに出逢った時に見たあの飛行機が完成したら、花束を持ってシータの家まで行くよって♡
パズーは帰宅後自らの夢を追い、製作途中だった飛行機を見事に完成させます。
そして約束通り、花束を持ってその飛行機でシータの家を訪れ、手紙での約束を果たされたのです♡
その後に御二人がどうなったかは、御覧になっておられる皆さん一人一人の胸に描けばいいと思われますが、確実に言えることがあります。
人間として生きている中で、これだけお互いに関心を抱き、信頼し合う関係とは滅多に存在しないものです。
この先御二人がどんな道を選択され、どんな未来を選択されたとしても、パズーとシータの強い信頼関係の絆だけは、決して変わることはないでしょう♡
恋とは、特定の異性に対して理由なく、根拠もなく自然と強く惹かれ続けるもの♡
本当の恋と出逢え識ることは、僕は一番幸せなことだと、心より認識しております♡
僕は現在、みー♡さんにずっと恋をしています♡
そしてこの先も、僕はずっと彼女に恋をし続けるでしょう♡
この美しい銀河の美しい流れのように、
遠くからいつまでもその愛の紡ぎを幸せに奏で、眺めております♡
今日もあなたを健やかに愛しています♡
ー雲奏ー