法律とは別に会社という組織を守る為に社内のルールとかポリシーは色々設けられているが、誰がオーナーか、そして誰がそれに監視責任があるかは曖昧にしている。要するに内部監査をごまかす事が出来ればOK。最近、(最高責任者の責任を問う為)J-SOXが日本でも導入されたが、実際にどのぐらい有効なのか不明である。実質、一人の責任者がいない為に簡単な問題も速やかに決断して解決できず、会社の上位プラミッドのマネージャーに優位なるように隠し始める。その結果、時間が立つに連れ、つじつまが合わなくなり、段々大きい問題になって行って組織ぐるみで隠すようになる。
不思議なことに上位のマネージャーは誰一人も疑問を投げかけない。ここまで行くには色んな要因が考えられるが、主に二つに別れると思う。一番目は「グループシンク」に陥て「イエスマン」になってしまいおかしい事が見えなくなる。二番目はインセンティブ(ボーナスや昇格など)が働き、見てない事にしてしまうのだ。一番目の要因はカルチャーであるが、二番目 の要因は「エージェンシー問題」である。
このような環境で、会社の下位プラミッドの社員が会社や公益に為に通報したり、内部告発したりするとどうなるか大体想像はつくだろう。このような環境では、疑問に思った事に対して誰も通報しなくなってしまうと、会社にとっても社会にとっても不利なり、問題の大きさによって世界にまで大きな打撃を与えると言っても過言ではない。最近のリーマンショックはいい例である。
