僕の文章はだいたい、結論が見えていないまま書き始めるので、話がまとまらなくても許してほしい。ほんとに思考の流れるままに書いてるから(笑)


今日はラリージェニングス氏考案のプレフィギュレーションというトリックについて考えてみよう。


「ラリージェニングスのカードマジック入門」の方はずっと昔に借りパクされたから、「カードマジック入門辞典」の方しか記憶に残ってないんだけれど、なにか違いはあるのかな?


ま、いいか。

方法も一考の余地があるけれど、今回は演出について。

これを魔法使いが演じたとしたら、どのような演出が考えられるか?だね。

未来を見通す魔法とか、運命を操る魔法とか考えられるけれど、カードという素材の小ささに対して魔法のレベルが壮大すぎるように思う。


魔法の類を使わない、魔法使い的な見せ方とすればやはり「占い」だろうか。

カードを使ってなにかを占うのは魔法使いとしてもおかしくないように思う。主観だけれど。


でも、そうすると最初に抜き出すカードを予言とするのはおかしい。

あと、4枚揃うとどうなるのかも考えなくてはならない。
そもそもどういう占いなのかも。


うーむ。

一案。

「縁」占い。
マジシャン側としては「人の見た目」で占い結果がわかっているけれど、それの確認という形で演じる。

「あなたはある特定の数字に『縁』がありますか?」と訊き、
「ふむ。たぶんこの数字に縁があるでしょう」と言って裏向きにカードを置く。
そして「試してみましょう」と繋げる。
占いの結果でその数字に縁があることがわかる、というような流れだ。


この演出だと、魔法を見せるわけでもなく、マジックでもなく、あくまで「占い」ということになるから、自分がすごいことをやったとアピールすることはできない。だから、マジックの息抜き程度に行う形がいいのかな?


あと、あくまで占いだからカードを扱うときはラフに扱い、人を選ぶときと、縁のある数字を選ぶときに力を注ぐべきだろう。

……

ただ普通に「奇妙な現象+予言」として見せるよりは「占い」として見せた方が、お客さんにとっても意味のあるものになるんじゃないかな。


なんか、すごいあっさり思いついたから、これが最高の演出だとは、とても言えないけれど、とりあえず、自分で納得はしているので良しとする。

方法も多少原案と変更するし、細かいポイントはまだまだありそうだけれど、そこまではここで語らずともよさそうだね。

じゃあ、こんなところで。