府中人 森岡です。
何となく、シリーズにしてみようと思ってます。
毎回じゃなくてね。
思い出したみたいに、
ちょいちょい・・・・・・ね。
で、地形。
土地買う時、あるいは、
建売(土地上に業者の企画で家が建てられた状態のもの)
買う時、
既に買った人は自分の経験から考えて・・・
土地の形を気にしますよね。
いわゆる、
地形!
外国は無いかもしれないけど、
日本人は気にする人多いです。
方位もね。
よくある地形はこの二つね。
↓四角 ↓敷地延長型
四角と旗型(敷地延長型ともいう。通称:敷延)
他に三角とか台形もあるけど・・・・・。
まぁ、おいといて。
敷延の土地は、道路から見て、縦長の大きい1つの土地を、
前後2つ以上に切り分けて(分筆という)、各々売却する場合に見られます。
従って、細い部分の先が道路に接面(土地が接道)していることになります。
2m以上接面していないと一戸建ては建てられません。
建築基準法違反になります。
↑※建築基準法施行前の昔から建っている家は除外します。
共同住宅は規定がもっと厳しいからやはり除外してみてね。
↓こんな感じね。点線は家が建つ部分。
敷延のメリットは家の建つ②部分が南側になる場合、
(上の図でいうと下方向が南の場合)
南側が水路とか田畑、自分は出れないけど道路だったりすると、
陽当たりが滅茶苦茶いいわけです。
※南に建物が建たないから陽を遮るものが無いわけ
更に敷延は通常の土地より面積が大きいです。
通路部分には車2台置けることが多々あります。(縦列になりますが・・・。)
自転車も置けますね。
①の土地より②の土地の方が過ごしやすく
条件が良い場合もあるわけです。
何より、地形が悪いというだけで、少しお得な価格設定になっていることが
殆どです。
土地の担保評価という視点で見れば、原則は、やはり四角が一番高い評価が出るでしょう。
ただ、必ずしも真四角に拘りのない方は、是非ご検討なさってみては如何でしょうか?
不動産の営業マンに
『南側に何も立つ予定が無い、
北道路の敷延の土地を探しているんだけど・・・。』と言ってみて下さい。
もう少し説明が必要かもしれませんが、
探してくれるはずです。中々無いかもしれないけど・・・。
探してくれ!と言われると無いのが不動産なんですよ!
ピッタリはね・・・・・・・・・ 無いの!
その人の希望よりちょっと良いか、悪いか。
あるいは、ちょっと前まであったんだけど売れちゃったとか・・・。
これは痛い!多分、当分出てこない。
良いのは高くて買えません。悪いのは希望に合わず買いません。
難しいのよ!不動産って。同じの二つとないし・・・・・・。
現役の不動産営業マンの皆さん、
御苦労様です!