元 不動産営業マンの独り言④/地形 | 府中人(ふちゅうびと)のブログ

府中人(ふちゅうびと)のブログ

~東京都府中市から発信~
 毎日の出来事や団体の活動を紹介します。
         Since2014 代表:森岡潤家

府中人 森岡です。

 

何となく、シリーズにしてみようと思ってます。

毎回じゃなくてね。

 

思い出したみたいに、

ちょいちょい・・・・・・ね。

 

で、地形。

 

土地買う時、あるいは、

建売(土地上に業者の企画で家が建てられた状態のもの)

買う時、

既に買った人は自分の経験から考えて・・・

 

土地の形を気にしますよね。

いわゆる、

地形!

 

外国は無いかもしれないけど、

日本人は気にする人多いです。

方位もね。

 

よくある地形はこの二つね。

   ↓四角        ↓敷地延長型

 

四角と旗型(敷地延長型ともいう。通称:敷延)

他に三角とか台形もあるけど・・・・・。

まぁ、おいといて。

 

敷延の土地は、道路から見て、縦長の大きい1つの土地を、

前後2つ以上に切り分けて(分筆という)、各々売却する場合に見られます。

従って、細い部分の先が道路に接面(土地が接道)していることになります。

2m以上接面していないと一戸建ては建てられません。

建築基準法違反になります。

↑※建築基準法施行前の昔から建っている家は除外します。

   共同住宅は規定がもっと厳しいからやはり除外してみてね。

 

↓こんな感じね。点線は家が建つ部分。

敷延のメリットは家の建つ②部分が南側になる場合、

(上の図でいうと下方向が南の場合)

南側が水路とか田畑、自分は出れないけど道路だったりすると、

陽当たりが滅茶苦茶いいわけです。

※南に建物が建たないから陽を遮るものが無いわけ

 

更に敷延は通常の土地より面積が大きいです。

通路部分には車2台置けることが多々あります。(縦列になりますが・・・。)

自転車も置けますね。

①の土地より②の土地の方が過ごしやすく

条件が良い場合もあるわけです。

何より、地形が悪いというだけで、少しお得な価格設定になっていることが

殆どです。

土地の担保評価という視点で見れば、原則は、やはり四角が一番高い評価が出るでしょう。

ただ、必ずしも真四角に拘りのない方は、是非ご検討なさってみては如何でしょうか?

 

不動産の営業マンに

『南側に何も立つ予定が無い、

北道路の敷延の土地を探しているんだけど・・・。』と言ってみて下さい。

もう少し説明が必要かもしれませんが、

探してくれるはずです。中々無いかもしれないけど・・・。

 

探してくれ!と言われると無いのが不動産なんですよ!

ピッタリはね・・・・・・・・・ 無いの!

その人の希望よりちょっと良いか、悪いか。

あるいは、ちょっと前まであったんだけど売れちゃったとか・・・。

これは痛い!多分、当分出てこない。

 

良いのは高くて買えません。悪いのは希望に合わず買いません。

難しいのよ!不動産って。同じの二つとないし・・・・・・。

 

現役の不動産営業マンの皆さん、

御苦労様です!