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終息まで最低5年⁉️
 
さて、新型コロナウイルスも一部の地域を除いて6月末の現時点で、ある程度の収束(終息ではなく)がみてとれますが、やはり集団免疫を国民がある程度獲得するまでは、本当の意味での終息はないと思われます。
それにはワクチンの早期開発、早期摂取が望まれますが、難問が横たわっています。
 
先日の抗体検査で、東京は0.1%、大阪は0.17%と結果が出た事による今後の対策は、非常に厳しいものと予測されます。
 
 
 
今回の新型コロナは、ご存知の通り潜伏期間が長く、重症化率が2割と程よく、無症状・軽症者による伝播力が強い、しかも重症者は医療を必須とする意味で、社会的コストがもっとも高いウイルスになります。このタイプのウイルスの制御に必要な条件は、①人口の7-8割が感染し集団免疫を獲得するか、②ワクチンができ集団接種が進む の2つしかありません。特効薬も期待されますが、必ず耐性ができますし、重症者が死ななくなる程度の効果に留まる(それも大きいです)と思います。 
 
京大の宮沢孝幸准教授は、早期に開発されるであろうワクチンは自分自身には接種しないと。

〇集団免疫の獲得

100年前のスペイン風邪なら、こんなウイルスが流行っても、医療は当てにできず多くの患者さんが亡くなって数年で収束しました。しかし、人類、とくに先進国は高度医療という魔法の力を知ってしまったたために、「医療を崩壊させずにゆっくりじんわり集団免疫を獲得する」道を選ぶしか選択肢がなくなりました。これはある意味、医療を諦めて感染爆発を許容するより困難な道のりです。医療崩壊させずに、日本人9000万人が感染するには、少なくとも40〜50年くらい時間がかかるのではないでしょうか。よって、収束に必要な条件は、ワクチンができて集団接種が進む、の1択になります。

 

 

〇ワクチンがみなさんの手元に届くまで

各国がしのぎをけずってワクチンの開発を進めています。この人類の情熱をもってすれば、2-3年の間に実用化するかもしれません。それでも驚異的な早さ(普通は10〜15年)ですが、私は2年程度でワクチン開発に成功できるだろうと、医学の力を信じています。(ただしワクチンが出来てもマスク着用やソーシャル ディスタンシィングは継続です。)

でも、ワクチンは健康は人に打つものですから、安全性の検証に長い時間がかかります。世界中に届けるための量産化にも1年以上かかるでしょう。3-4年後に、量産化が完成すれば御の字です。3-4年でも驚異的な速さです。
難題は「集団接種」です。感染対策のため、体育館に地域の人を百人単位で集めて接種を進めるわけにはいきません。しかも、接種は医師にしかできません。医師はすでに医療崩壊と闘っている状況です。その合間を縫って、コロナファイターではない医師が動員され、一日にほんの数人ずつ、気長に時間をかけて接種を進めるしかないでしょう。どうみても5年、10年仕事だと思っています。でも、地道に接種を進めれば、やっとコロナの終息が見えてきます。

アフターコロナは医学的にはあり得ません。

やはりWithコロナでウイルスとの共生しか選択肢が無いという事になります。

 

 

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