家庭用マスク
風邪や花粉症対策として、薬局やスーパーなどで発売されているマスクです。ほかに保温や保湿目的でも日常的に使用されます。素材や形、サイズなどのバリエーションが豊富にあり、近年ではフィルターの性能や通気性に優れたものも数多く出ています。なかには、耳にかけるゴムやヒモの部分が柔らかい素材でできていたり、眼鏡が曇らないタイプもあって、長時間快適に使用できる工夫が見られるものもあります。
また洗って何度も使えるマスクもこちらに分類されます。
医療用マスク
医療用に使用されている感染防止用のマスクです。主に病院で使用され、「外科手術の」という意味から「サージカルマスク」とも呼ばれます。医者の口から出る唾液や雑菌が患者の手術箇所に付着することを防ぐ目的があります。逆に、重症の感染症患者から医療関係者を守るための高性能フィルターを使用したマスクもあります。
産業用マスク
工事現場などでの作業時に、防塵用として使用されるマスクです。「工事用マスク」、または「防塵マスク」とも呼ばれます。粉塵の量や種類によって、顔面すべてを覆うものや、口や鼻だけを覆うものなどに分かれます。中国で「PM2.5」という微小粒子状物質による大気汚染が問題になったときは、「N95マスク」と呼ばれる高性能マスクの着用が効果的だと言われました。
あと最近自作のマスクも見られますが、ホコリ対策や花粉症などには良いかもしれません。勿論、花粉症もゴーグルとセットでしないと効果はありません。
マスクも全て一緒ではないという事をご理解していただきたい。感染予防、感染拡大予防のマスクはあくまでフィルター付きです。
また、新型コロナウイルスは、飛沫感染、接触感染すると言われていますが、感染者を見るとエアゾル感染(ウイルスが数メートル空中浮遊する)もあるかもしれません。
来月には中国の工場から出荷されるみたいですが、まだはっきりした事はわかりません。
今はマスク狂想曲が早く落ち着く事を祈るばかりです。