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細菌の感染によって引き起こされる歯周病。進行すると歯を支えている土台の骨が溶けて、最終的には歯を失ってしまうことも。最近では歯周病が全身の健康に影響を及ぼすこともわかってきている。
「実は歯周病は、女性のほうがかかりやすいんです」と石井さん。
女性ホルモンは歯と歯肉のすき間からも分泌されていて、それを栄養源にして繁殖する歯周病菌があるのだそう。
「特に女性ホルモンが大きく変動する思春期、妊娠期、更年期には歯周病菌が増殖しやすくなります。歯周病予防のためにも、3カ月に1回くらいは歯科医院で定期的に口の中をチェックしてもらうことをおすすめします。プロのクリーニングを受けるほか、普段の歯磨きが正しくできているかどうかを確認してもらうといいでしょう」
【口内環境を整えるカギは〝唾液力″】
さらに歯周病予防のカギとなるのが〝唾液力″。唾液には、歯周病菌やむし歯菌の増殖を抑制する「抗菌作用」のほか、口の中を洗い流す「浄化作用」、歯の表面のエナメル質を修復する「再石灰化作用」など、さまざまな作用がある。けれども唾液量は40代頃から減少していくのだそう。
「若い人でもストレスがたまっていたり、ダイエットなどで食べものをかむ回数が減っていたりすると唾液量は減ってしまいます。さらにスマホを長時間見続けている人は、唾液量が減っている可能性があります」(石井さん)
唾液が分泌される唾液腺はあごや首のあたりに集中しているため、うつむいた姿勢が長時間続くと唾液腺周辺の血流が悪くなり、唾液が出にくくなっている可能性があるのだそう。
「長時間スマホを見ている場合は一度スマホから目を離して背筋を伸ばし、目線を床と平行にすると、唾液量が戻ってきます」(石井さん)
口の渇きを自覚している人はもちろん、「パンやカステラ、クッキーなど乾いた食品はドリンクと一緒でないと食べにくい」「口臭がある」「口の中がネバネバして話しにくい」「よく水を飲む」という人は唾液力が低下して、口の中が乾燥する〝ドライマウス″になっている可能性があるので要注意。
【唾液力をアップするためにできる食生活の工夫とは?】
では、唾液力をアップさせるにはどうすればいい?
「運動をすると汗をかくのと同じように、あごを動かしてかむと口もとの血流がアップし、唾液が出やすくなります。唾液力をアップさせるには、とにかくよくかむことが大切です。そのために、野菜を大きめに切る、やわらかいおかずのときには、かめるものもプラスするといった工夫をしましょう」(石井さん)
例えば冷ややっこならネギやショウガをトッピングするだけではなく、ごまや炒めたキノコ類を上にのせたり、サラダなら刻んだナッツやドライフルーツをトッピングしたりするのがおすすめだそう。
「暑い日は冷たいものばかりをとりがちですが、口の中を冷やすと血流が悪くなって唾液量が減ることにつながります。冷たいドリンクの飲み過ぎやアイスの食べ過ぎなどには注意しましょう」(石井さん)
また、唾液は「パロチン」という成長ホルモンの分泌を促すといわれていて、肌の血色やハリを保つ効果もあるとか。特にパロチンの分泌を促す唾液腺が、耳の前の下部で、あごの付け根あたりにある「耳下腺」。ツボを押すように耳下腺を刺激すると唾液の分泌が促されるのだそう。
唾液不足は歯周病だけではなく、口臭の原因にもなる。食生活を工夫したり、唾液腺を刺激したりして唾液力を鍛えよう!
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2020年08月12日 22:14