人にとって、聞いてもらえるというのはとても健康的なことだと思います。そして幸せなことだとも思います。
ぼくは公私を問わず聞き役です。
ぼくも自分の話を聞いてほしいのだけど、なぜか聞かされてしまいます(笑)
相手の人は、どんなことでも話してくれるみたいで、秘密がどんどん増えていきます。どなたの秘密かわからなくあることさえあります。
ぼくには話しやすいそうです。
これはぼくにとってのお役目かもしれないと思います。
小さい頃も、近所のおばちゃんとよくコミュニケーションをとっていました。そのなかでもいろんな話をしてくれるのです。どうでもいいような話を。子供だからというのもあるかもしれませんが、よく聞かされました。
営業の仕事をしていたころは、得意先に行っても、聞くことが多かったです。営業はもの売り込むものなのに、相手の話を聞いているばかりでした。ときに世間話で終ってしまって、肝腎なことを言い忘れ、事務所に帰って電話で話すなんてこともたびたびでした。でも、ちゃんと話を聞いて差し上げることも営業マンの一つの仕事だと思います。相手さんは社長さんや仕入れ担当者さんです。決断して仕入れしなければなりません。だからほんとうは孤独なのです。そして売込みばかりされてうんざりなのです。気分を晴らしたいけれど、責任者というものは、身近な人にはできないものです。だから、言いやすい人がいれば話してしまうのだと思うのです。
聞いてあげることはコミュニケーションの大切な部分だと思います。
こちらがうまくしゃべれなくても、ちゃんと相手のことをわかろうと努力して聞いてあげることができれば、あとは一言二言でも成立します。
ただ、聞く技術があるとするなら、話す技術よりか難しいかもしれません(笑)