ぼくが相談を受けるときに、アドバイスをしてしまう欠点がある。
なぜに欠点なのか。それは、アドバイスというものは必ずしも相談者のタイミングに合っているとは限らないからである。
タイミングが合ってこその「ひとこと」が生きてくる。
タイミングは、短い時間で引き出せるものではない。たまたま相談を受けている時に、そのタイミングがおりてくれば、アドバイスは生き、飛躍的にその人は前進する。
タイミングがおりないときのアドバイスは、無能だ。
けれどぼくは、アドバイスした「ことば」が相談者のどこかに残ると信じて発言はしている。
後になって、タイミングがおりたとき、その「ことば」が彼ら、彼女らの手中に収まる。
結果的に相談というものに金銭という価値がつくと思うのだが、そのときに価値を見出してくれるかというと、そうでないケースの方が多いのだ。
これが、ぼくが相談を受ける時に金銭の授受をしない理由の一つだ。
タイミングというものは、神様がおろしているのだろう。