こんにちは！随分と温かくなり、天気のいい日中はぽかぽかとあったかい陽気にほっこりしているIでございます（・ω・）ノシ
うちの全く頼りにならない動く温度計は「まだ寒いでしょ？」と主張しておりますが…。
さてさて、今回の話題は、「送った髪の毛って事務局でどんな感じで仕分けされてるの？」というもの。
JHD&CのSNSなどで、何度か仕分けしている写真などをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。
ですので今回はもうちょっと、実際の作業風景をご紹介します
みたことあるやつー！という写真ですが
JHD&Cに届いた荷物はこの様にコンテナにつめて、日付が分かるように棚に保管されます。
JHD&Cの活動は、そのすべてが皆さまからの寄付金で成り立っております。
そのため、送付されたときに「着払い」や「大きな金額の料金不足」が発生した場合、とても残念ですが受け取ることができません
せっかく何年もかけて完遂したヘアドネーション。
皆さまのお気持ちを無駄にしないためにも、送付する際には送料等の確認をお願いいたします
出来る限り届いた順に開封作業をしておりますが、緊急事態宣言の影響で遅延していたり、解除後に保管してくださっていた皆さまからの郵便物が毎日大量に届いている状況なので、返信用封筒などの返送にはとっても長いお時間を頂いてる状態なのです
受領証は気長に待ってていただけると、これ以上ない幸せ…
モデルになっていただいたボランティアさんに感謝！
まずは先ほどのコンテナをテーブルの使いやすい位置に配置し、スタンバイ完了！
机や膝にトントンと落として、封筒の中身を下に落としてからカッターを使うのは、中身を傷付けないための職員たちの小技のひとつ
これをすることによって、封筒上部に張り付いていた返信用封筒などが下に落ちるので、カッターで開封する時に傷付けないように出来るのです
続いて開封作業。
作業中はこの様に封筒から取り出した後、それぞれの内容物ごとに仕分けしていきます。
この段階で、発送していただいた封筒や返信用封筒、ドナーシートなどが別々に仕分けされますが、これによって追跡不能になることが一つございまして…
そう、返信用封筒に受領証を封入する作業をするときには、送り主の特定が不可能だという事なのです
※JHD&Cではお送りいただきました封筒の個人情報は、機密文書を処理するシステムを利用して溶解し、手元に残らない状態になっております。
ですので、返信用封筒にご自身の住所を書き忘れてしまっている場合、切手などを貼って下さっていても返送することができません。
そうなってしまうととっても悲しいので、最後に封を閉める際、以下のリンクを参考に最終確認お願いします！
受領証を受取るための返信用封筒の作り方｜Japan Hair Donation & Charity（ジャーダック,JHD&C） (jhdac.org)
いよいよ髪の毛を長さごとに仕分けする段階に入りますが、以前はこの様にメジャー状のマスキングテープを張って長さを測っておりました。
ですが上記の写真をご覧ください…
どれだけテープで保護していても、コンテナやレターパックがこすれるたびにちょっとずつよれたり切れたりしておりました…
汚れたり切れたりするたびに貼り直していたマスキングテープですが、この度チャリティファンディングに新しく仲間入りしたJHD&Cのオリジナルメジャー！
JHD&Cオリジナルメジャー：JHD&C チャリティファンディング｜Japan Hair Donation & Charity（ジャーダック,JHD&C） (jhdac.org)
これをテーブル側面に貼り付けることによって、剥がれにくく、サイズも目盛りを見るより素早く一目で
わかるため仕分けがらくーーー！に！やったー！
無事にサイズを測り終えた髪はこの様に、サイズごとにわかれたダンボールに詰め込まれ、まず第一の旅であるトリートメント工場へ出発する時を待つのです
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🔷仕分けられた髪の毛が、ウィッグ用の毛髪に生まれ変わるまでを写真を交えて詳しくリポート！ 「トリートメント処理工程レポート」 https://www.jhdac.org/treatment.html
🔷ひとつひとつ丁寧に製作されるウィッグの様子を動画やテキストで公開！ 「アデランス社・タイ工場見学リポート」 https://www.jhdac.org/onewig-report.html
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いかがでしたでしょうか！
皆さまからJHD&Cにお送りいただいた髪の毛は、毎日このようにせっせと開封されて箱詰めされているのです
「へー、こんな感じで私が送った髪の毛が仕分けされてるんだ！」と、少しでも楽しんでいただけたなら嬉しく思います
【 消費税10%に伴う返信用封筒の郵便料金値上げについて 】
① 2019年10月1日から、消費税10%（※1）が適用されるに伴いまして、受領証の返信用封筒にお貼りいただく切手が82円から84円になります。
② ジャーダック事務局には毎日、非常に多くのドネーションヘア（髪の毛）が到着しており、受領証のご返送に2～3ヶ月ほどの期間を頂戴しております。
受領証をスムーズにお届けするためにも、ご理解ご協力のほどなにとぞよろしくお願いいたします。
●（※1）日本郵便お知らせページ
●（※2）受領証とは？ジャーダックHP『髪の毛を送る』ページの「5 返信用封筒を用意する」