今週は、新しい生徒さんが二人増えました。
初めての生徒さんは、唖然とするくらい、
テクニックや体の使い方が滅茶苦茶・・
な方がほとんど・・・。
でも、数か月もすると、見違えるように変わってきます。
今日来られた方も、テクニックが・。かちこちのひじや手首。(@_@)
でも20代前半で若く、体はしなやかで
大きな問題はなさそう。こういう方は、割とすぐにぱっと伸びる可能性が
大きく、楽しみ~。
初めてこられる方は、
音楽家の為の呼吸法、体の使い方、を大抵みなさん知りません・。![]()
ので、この基礎を何週間か最初のレッスンで練習。
かちかちの手首やひじを柔軟にする為に、
呼吸と脱力の関連を学んでいただきます。
音楽家の呼吸、というのは、普通に何も考えないでする
呼吸とも少し違います。
特に子供は、息を吸う、というと肩が上に上がってしまうのですが、
これは間違い。
吸う息が気管を通って下にダウンし、
その息で横隔膜が下に押し下げられ、
重心が下にできるのが基本。
私の場合、
まず、藤本雅美先生のフィンガーテクニック、
ドイツではアレクサンダーテクニックを
通して体の使い方を学び、(音大では必修のレッスンになっている)
太極拳も更に通って、
インナーマッスルの動きなども感じ取れるようになりました。
楽譜から呼吸を感じ取れるようになるのはまた別で、
一番いいのは、オペラを観ること、歌を聴くこと・。
と思いますが、体の使い方、テクニックの練習だけ
楽譜を離れて別に数分してみるのも、とても大切と思います。
ドイツ人の大人の方は、歌劇場にも普通にみなさんよく通っているし、
音大の教授や学生さんの演奏もよく耳にされています。
アマチュアオーケストラで他の楽器を勉強している方もいるし。
楽譜を読む音楽的な想像力、は、下手したら私より
すごいのでは?と思うほど、マニアな方もたまにいらっしゃいます。
「前回の歌劇場の・・・指揮者の・・の解釈はどう思った?
自分はこうだと思う」
など、私も知らないですそんなの
とかいうアリアの部分まで
突っ込みが。
ので、テクニックの部分を改善したらあっという間に
私のお手本そっくりに弾けるようになる方も・。
そもそも、楽譜から歌を感じ取る、
と
いうことは感覚的に分かる方が多いかも。
テクニックの問題はやはり年齢で限界もあり、
中年以降の方だと
腰あたりの背中ががちがちで、演奏をする時も
固まった張りつめたままとか、(当然演奏も、とてもしづらい)
親指が他の指と並行の高さになるまで持ち上げられないとか。
70歳のドイツ人女性、Kさんがが習い始めて今で3年目になりましたが、
習い始め当時は、とりあえず指先がふにゃふにゃ。
親指の第一関節が固まっていて、ほとんど動かせないくらいでした。
始めた時は音楽も弱かったのですが、
毎週少しずつの指ほぐしやテクニックの練習で、
一年もすると見違えるようになりました。![]()
同じく40代のドイツ人女性Cさんも、習いはじめの3年前はふにゃふにゃ指だったのですが、
今年はショパン、革命のエテュードをかなりよいレベルまで習得されました~。
指の関節にそもそも病気があり、それをほぐすのにも
ピアノを弾いていたい、という理由があったくらいなので、
完全にぴかっと仕上げるのは難しそうですが、それでも、
音楽的なこと、基本テクニックを毎週少しずつゆっくり
習得していっていただき、私も驚くほどの出来栄えに~。
新しい生徒さんが来ると、ああ、KさんやCさんもこんなだったのに、
今は本当に上手になったんだなと、当時の事を思い出して、
つい微笑んでしまう私。
体の使い方や、楽譜から呼吸を読み取っていくことを
学ぶと、つっかえがとれたかのように、音楽が流れ出し、
音も変わってきます。
今週、来週末は、生徒さん達の発表会。
それぞれ、みんなまだ問題もあるけれど、とにかく、先生もびっくりの成長ぶり!!
それぞれの短所を克服して、
プチピアニストになってきました~。![]()
一人一人の成長を細かく書くことは到底無理なくらいですが、本当に、
生徒の成長が嬉しいです。
新しい生徒2人、10代と20代でしたが、
どちらもびっくりするくらいかちかちの手首や
ひじでがちがちの演奏・・・。でも、レッスンを続けると、
どんな生徒でもどんどんこなれてくるのです。
これからのレッスンが楽しみです。![]()