ドイツ,ピアノ日和 -86ページ目

ドイツ,ピアノ日和

メルヘンと芸術の国ドイツから発信中、ミュウのブログにようこそ!

今週は、新しい生徒さんが二人増えました。


初めての生徒さんは、唖然とするくらい、


テクニックや体の使い方が滅茶苦茶・・疑な方がほとんど・・・。


でも、数か月もすると、見違えるように変わってきます。にこ


今日来られた方も、テクニックが・。かちこちのひじや手首。(@_@)


でも20代前半で若く、体はしなやかで


大きな問題はなさそう。こういう方は、割とすぐにぱっと伸びる可能性が


大きく、楽しみ~。



初めてこられる方は、


音楽家の為の呼吸法、体の使い方、を大抵みなさん知りません・。疑



ので、この基礎を何週間か最初のレッスンで練習。


かちかちの手首やひじを柔軟にする為に、


呼吸と脱力の関連を学んでいただきます。



音楽家の呼吸、というのは、普通に何も考えないでする


呼吸とも少し違います。


特に子供は、息を吸う、というと肩が上に上がってしまうのですが、


これは間違い。


吸う息が気管を通って下にダウンし、


その息で横隔膜が下に押し下げられ、


重心が下にできるのが基本。



私の場合、


まず、藤本雅美先生のフィンガーテクニック、


ドイツではアレクサンダーテクニックを


通して体の使い方を学び、(音大では必修のレッスンになっている)


太極拳も更に通って、


インナーマッスルの動きなども感じ取れるようになりました。


楽譜から呼吸を感じ取れるようになるのはまた別で、


一番いいのは、オペラを観ること、歌を聴くこと・。


と思いますが、体の使い方、テクニックの練習だけ


楽譜を離れて別に数分してみるのも、とても大切と思います。



ドイツ人の大人の方は、歌劇場にも普通にみなさんよく通っているし、


音大の教授や学生さんの演奏もよく耳にされています。


アマチュアオーケストラで他の楽器を勉強している方もいるし。


楽譜を読む音楽的な想像力、は、下手したら私より


すごいのでは?と思うほど、マニアな方もたまにいらっしゃいます。


「前回の歌劇場の・・・指揮者の・・の解釈はどう思った?


自分はこうだと思う」


など、私も知らないですそんなの汗とかいうアリアの部分まで


突っ込みが。



ので、テクニックの部分を改善したらあっという間に


私のお手本そっくりに弾けるようになる方も・。



そもそも、楽譜から歌を感じ取る、

いうことは感覚的に分かる方が多いかも。



テクニックの問題はやはり年齢で限界もあり、


中年以降の方だと


腰あたりの背中ががちがちで、演奏をする時も


固まった張りつめたままとか、(当然演奏も、とてもしづらい)


親指が他の指と並行の高さになるまで持ち上げられないとか。



70歳のドイツ人女性、Kさんがが習い始めて今で3年目になりましたが、


習い始め当時は、とりあえず指先がふにゃふにゃ。


親指の第一関節が固まっていて、ほとんど動かせないくらいでした。



始めた時は音楽も弱かったのですが、


毎週少しずつの指ほぐしやテクニックの練習で、


一年もすると見違えるようになりました。にこ



同じく40代のドイツ人女性Cさんも、習いはじめの3年前はふにゃふにゃ指だったのですが、


今年はショパン、革命のエテュードをかなりよいレベルまで習得されました~。



指の関節にそもそも病気があり、それをほぐすのにも


ピアノを弾いていたい、という理由があったくらいなので、


完全にぴかっと仕上げるのは難しそうですが、それでも、


音楽的なこと、基本テクニックを毎週少しずつゆっくり


習得していっていただき、私も驚くほどの出来栄えに~。



新しい生徒さんが来ると、ああ、KさんやCさんもこんなだったのに、


今は本当に上手になったんだなと、当時の事を思い出して、


つい微笑んでしまう私。



体の使い方や、楽譜から呼吸を読み取っていくことを


学ぶと、つっかえがとれたかのように、音楽が流れ出し、


音も変わってきます。



今週、来週末は、生徒さん達の発表会。


それぞれ、みんなまだ問題もあるけれど、とにかく、先生もびっくりの成長ぶり!!



それぞれの短所を克服して、


プチピアニストになってきました~。にこ



一人一人の成長を細かく書くことは到底無理なくらいですが、本当に、


生徒の成長が嬉しいです。



新しい生徒2人、10代と20代でしたが、


どちらもびっくりするくらいかちかちの手首や


ひじでがちがちの演奏・・・。でも、レッスンを続けると、


どんな生徒でもどんどんこなれてくるのです。


これからのレッスンが楽しみです。にこ