冥王 せつな

1930年のこの日、

アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、

1月23日と1月29日に撮影した写真との比較研究から、太陽系第9惑星・冥王星を発見した。

内側の天王星の運行の乱れからもう1つの惑星、

即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は予言されていたが、

予想を遥かに下回る15等星という暗さのため、

発見が遅くなった。

その暗さから、

ギリシア神話の冥府の神に因みplutoと名附けられた。

2006年に「惑星」の定義が定められ、

冥王星は惑星ではなく準惑星に分類されることとなったが、

この年はトンボーの生誕100年であった。

 

セーラープルートー