モリフクロウ

道産子くろすけ 肉球ぷにぷに



フクロウを飼育してみたくても、それなりの施設と費用など とても手が出る世界ではないが、もし真剣に飼育を希望しているなら そうとうの知識を蓄えてからにしたほうがいいようです。

でも やっぱり興味がありますよね~
  こんな知識も あっても損はしません

知識が増えるとともに、フクロウ飼育にかける熱意も増すはずですし、ことに野生下における行動を知り、それを飼育環境下でっどのようにうまく発散させてやるかは きわめて大切なことです。




飼育スペースとしては・・・

大型種:ワシミミズク、シロフクロウなど   幅3.6メートル 奥行き4.8メートル 高さ2.7-4.2メートル

中型種:サバクワシミミズクなど        幅3.0メートル 奥行き3.6メートル 高さ2.7-4.2メートル

小型種:モリフクロウ、メンフクロウなど    幅2.4メートル 奥行き3.0メートル 高さ2.4-3.6メートル

小型種:インドオオコノハズクなど       幅1.5メートル 奥行き3.0メートル 高さ2.4-3.6メートル




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さて この写真では確認しやすいのですが


  すべてのフクロウの羽は、表面に「静かな飛行」のために特別な適応として細かなうぶ毛を備えています。


よほど風の強い日でもないかぎり、耳から30-60センチしか離れていないところをフクロウが飛んだとしても羽音は聞き取れないことでしょう!!

これがサイレントハンターと呼ばれる理由です。


そして 森にまぎれてしまえば見えない中間色の複雑なカモフラージュ効果を生む保護色









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食事について



すべてのフクロウたちは基本的に足で獲物を捕らえます。

 そのため小型のフクロウでさえ足の力は相当に強い

が・・・それなら相当大きな動物を捕らえて食べるかといえばそんなことはなく、大きなワシミミズクでさえ、ふだん捕獲する獲物は驚くほど小さいのが普通なんだそうです。




飼育下のフクロウたちの餌は?

あまり大型のものは一般的でないので、この写真のフクロウたち 中型から小型のものを紹介します。

・ヒヨコ 2から3羽 または中ぐらいのウズラ(200グラム) またはラット1/2 またはマウス2から3匹

超小型のフクロウには

・ ヒヨコ1羽 皮をむいたマウス1匹 ミルワームやコオロギなど

もちろんそのフクロウの年齢や大きさ、運動量 いろんな要素があるので正確にこれだけの量を与えればいいというわけではありません。



インドオオコノハズク

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フクロウ飼育の最大の問題点


それは騒音!!

フクロウは基本的に夜行性であり、その活動には鳴くことも含まれます。

繁殖相手を求めて あるいは犬・ネコ・キツネなどの天敵を警戒して鳴くこともあります。


その声は静かな場所では1キロ以上離れていても聞こえるほど???

住宅密集地での飼育は考えないほうがよさそうです (-_-;)


寿命も比較的小型のモリフクロウで20年、大型のものになると30年・・・
 というとこを考えると、自分の世代以降の飼育を誰に頼むか・・・ということも考えないとならないかもしれませんね。





メンフクロウ
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フクロウの訓練


ある意味 フクロウなどの猛禽類を飼育する楽しみは これに尽きるのかもしれません。

訓練は他の猛禽類とさほど違わない。

餌を持って小屋に入るときには、かならず笛を吹くか、特定の掛け声をかけてやります。

 すると鳥は その音と餌とを関連付けます。


慣れれば屋外で飛ばしたくなりますが・・・そのまえに損害賠償保険の加入を (^○^)

もし 他人に危害を加えれば、それ相当の責任が生じます。





ちょっと一般的でないフクロウの紹介でしたが、実際 僕のお邪魔しているペットショップでは200万円もするシロフクロウを購入したお客さんがいたんですよ!!

やはり飼育舎を建てて、それまでは預かってもらっていたそうです。

世の中 やっぱり広いなぁ~ と感じた瞬間でした




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