家康公から授かった太刀
遠州地方で、初夏を告げる、一番早いお祭り松尾神社例大祭です。
土曜日は、本神輿を氏子10ヶ町の有志で担ぎます。
そして、日曜日は、別の水掛け神輿が10ヶ町をリレーしていきます。
通常では、特に展示をしていませんが、松尾神社の宝物:家康公から授かった太刀を撮影してきました。
徳川家康より天正5~6年頃に、浜松城内から移転した時に、いただいた「太刀」です。
太平洋戦争の末期に、金属不足での供出を恐れで当時の宮司・氏子達?が、本殿の土の下に埋めた様で?
当時は、灯篭や三つ葉葵の鉄の門扉が有りましたが、それは持って行かれてしまったそうです。
現在は、鳥居の後に石製の門柱だけが残っています。
4年前に本殿を少し移動する工事の際に太刀を発見! そのまま、土に埋められ70年以上もの歳月でしたので、
太刀そのもは、もうボロボロとなってしまいましたが、鍔、葵の紋が入った鞘などは、確認が出来る状態でした。
保存用に色々な角度で撮影をしてきました。
当時の三つ葉葵の門扉と灯篭も見えます。
以上 家康公から授かった太刀 でした。