前回、「インサート・マクロの設定」のボタンとパソコンのキーボードによる入力を使ってQSOを組立ててみる。
 
ワンタッチ・マクロで、紋切型のQSOに飽きたときは、個性的なQSOを楽しむことが出来そうです。
 
タイミング的には、相手局の通話内容を聞きながら、次の送信文を送信画面(入力画面)に打ち込むと、相手の送信終了を待って間髪を入れず返信できる。
 

 
以下は、マクロ・ボタンとキーボードの使い分けを示した例で、内容的には、大した意味はない。
 
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QSOは、相手局DE自局のコール「1x1」から始める。
 
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あいさつ「 GOOD MORNING 」などは、キーボードで入力する。マクロとの間に文字がつながらないように。スペース、またはリターン(改行)を入れる。
 
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引き続き「DEAR」で、相手のOP NAMEを入れる。ここでは次にリターン(改行)を行っている。
 
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次に「TKS FOR NICE REPORT FROM HITACHINAKA-CITY」と、レポートへの返礼をキーボードで入力。
 
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改行してから、もう一度「DEAR」で相手局のOP NAMEを入れる。
 
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何となく、平文QSOのように「HAVE A NICE WEEKEND」などと状況や気分に合わせてキーボードで入力する。
 
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最終行は、相手局のスタンバイが間近になるので、「BTU」で締めくくり、送信開始を待つ。
 

 
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相手局の送信終了を待って、「TX」ボタンを押すと、送信画面(入力画面)の送信文が、受信画面に順次表示される。
 
MMTTY設定画面の「FONT/表示」タブで設定しておけば、送信が終了した部分の文字色が変化する。
 
更に送信画面では、未送信部分の修正が可能なので、とっさの修正加筆もできます。
 

 
この送信方法は、かなり高度な通信と云えるが、平文のフリートークになれば、ある程度の語学力が要求されそうです。
 
一方で、CWの略語やQコードを織り交ぜれば、意味が通じる場合が多いので、慣れてきたらチャレンジすることも面白そうだ。
 
キーイングに手間取って、無信号音が挟まれても、さほど気にすることもないようです。
 

 
次回から、ある程度のセンテンスを記録して、送信画面に送り込むドロップダウン・マクロを設定してみます。
 
 
 
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