前回まで、ワンプッシュで送信するマクロを設定しましたが、今回は送信画面(入力画面)に、マクロとキーボードからの入力を組み込んで、繊細なQSOを可能にする方法です。
 
イメージ 1
 
この送信画面に使う「インサート・マクロ」は、4種類設定することが出来る。
 

 
イメージ 2
 
一番左側に送信画面を全てクリアにする「Clear」ボタンがあり、ショートカットは「F1」になっている。
 
イメージ 3
 

 
相手局コールと自局コールを1回ずつ送る「1x1」から編集画面を見てみる。
 
イメージ 5

 

ボタンの上で、右クリックすると「入力ボタン編集」の画面が表示される。
 
イメージ 4
 
%c DE %m
 
1x1は文の先頭だけでなく、途中や最後にも使えるようになている。初期状態のショートカットは「F2」になっている。
 
イメージ 6
 

 
DEAR」ボタン
 
イメージ 9
 
ボタンの上で、右クリックすると「入力ボタン編集」の画面が表示される。
 
イメージ 7
 
DEAR %n
 
お好みで「DEAR OM %n」、「%n-SAN」などにマクロを変えても良いが、「%g DEAR %n」などにすると冒頭の挨拶しか使えないので要注意。ショートカットは「F3」。
 
イメージ 8
 

 
おそら Answer の略だと思われる「ANS」ボタン。
 
イメージ 10
 
内容的には、応答の冒頭に入れる定例句で、汎用性は低い?
 
イメージ 11
 
__
RGR %c DE %m ALL OK DEAR %n
 
RTTYでは、よく使われる「RGR」はrogerの略。ショートカットは「F4」に設定されている。
 
イメージ 12
 

 
QSOの最終に良く使う定型句「BTU」。
 
イメージ 13
 
一般的なフリーQSOでは、度々使われる標準的なフレーズです。
 
イメージ 14
 
BTU %c DE %m KN
_\
 
Back to you の略である「BTU」で、1x1コールに「KN」を付けて、最後は送信終了して受信状態に移る「\」を付けてある。
 
ショートカットは「F5」になっている。
 
イメージ 15
 

 
次回は、インサート・マクロを使ったQSOの例を試してみます。
 
 
 
フォロー4649