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CQを出している局を、前回の「ワンタッチ・マクロの設定(3)」に書いたような方法で呼び出して、コールバックがあった場合に返信を返すパターンなどをM9M12に入れる。

 
コールバックの時と同様に、ラバスタQSOではDX向けとJA向けの返信を用意した。
 
ワンタッチ送信なので、八方美人的な内容になるのは止む追えないだろう。ラバスタの返信(return)を略して、ボタンの登録名称に「rtn」とした。
 
もちろん登録名称は、4文字以内で自分で解り易くすれば良いだけだが、慣れない内は見てすぐに判別できることも大事でしょう。
 

 
この列の最初は「rtnD」ボタンで、Return for DXの意。
 
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__RGR %g TNX DEAR OM %n
UR %r-%r
NAME KAI KAI
QTH OHTA-KU TOKYO TOKYO NERR HANEDA AIP
GL PM95un PM95un
BTU %c DE %m KN_\
 
内容的には「cbkD」とほぼ同じだが、冒頭のあいさつ文が「REG %g TNX DEAR OM %n」になっている程度だ。
 
ショートカットは、F8=「TX」ボタン、F9=「TX OFF」ボタンになっているので、飛ばして「F7」にした。
 
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次はJA局向けの返信「rtnJ」。
 
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__RGR %g TNX %n-SAN
UR %r-%r
NAME KAI KAI
QTH OHOTA-KU OHTA-KU/TOKYO
JCC-100111 100111
GL PM95un PM95un
BTU %c DE %m KN_\
 
ここも「cbcJ」と似ているが、あいさつは「RGR %g TNX %n-SAN」とシンプルにした。
 
ショートカットは、「rtnD」と合わせて「Shift-F7」にした。
 
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次はショートQSOで使う「59de」。
 
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__%f UR %r DE %m TU_\
 
ショートのコールバック(CQを出した側)「59」では、冒頭に相手局コールを入れたが、GM/GA/GE形式の挨拶「%f」から始める。
 
RST「%r」を送った後、文字化けが心配なので自局コール「%m」を入れてある。
 
ショートカットは「59」に関連付けて「Shift+→」にした。
 
M-11
 

 
CQを出すまえに、「QRL?」を使っている局が多い。
 
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__QRL ? DE %m K_\
 
自分で周波数を使い始めるとき・QRL?はCWでは常識だが、RTTYでも送信周波数をワッチ後に、マナーから「使ってますか?」の「QRL?」がよく使われている。
 
RTTY信号はCWに比べて、スピードが極端に速いので「DE」自局コール「%m」も入れている。
 
ショートカットは「Shift+F10」にした。
 
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以上、4回に分けて「ワンショット・マクロ」を書き込んだが、上手に使いこなせば、ラバスタまでのQSOなら支障なく出来ると思います。
 
ワンタッチ・マクロの設定(1) M1~M4
 
ワンタッチ・マクロの設定(2) M5~M8
 
ワンタッチ・マクロの設定(3) M13~M16
 
ワンタッチ・マクロの設定(4) M9~M12
 

 
次回から、キーボードに手入力を加えた練度の高いQSOにチャレンジしてみます。
 
 
 
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