前2回はCQを出して応答を受けるマクロを考えてみたが、今回からコールする側のマクロを考えてみることにする。
ボタンの表示は、4文字以内で各自がわかりやすい略称を「登録名」に入れてください。
コールは相手局の第一印象を大きく左右する。QSBの狀態など、相手局に対する配慮でコール・パターンを選択してスムーズなQSOにつなげたいものです。
操作頻度の高いボタンを右端の列から始める。CQを出している局を呼ぶパターンをM13~M16に入れる。
近距、DX局向け、相手局コールを入れる場合などで、多くのパターンを入れてみた。
最初のマクロは3コールする「DEx3」。
__DE %m %m %m K_\
RTTYの場合は、自局コールのみではなく、冒頭に「DE」から始める。QSBやQRMがある場合は、文字化けが起きやすいので3コールにする。
ショートカットは右端の「F12」とした。
次に無駄を省いたワンコール「DEx1」。
__DE %m K_\
RTTYは電波形式がF1なので、信号強度が強ければ、相手に迷惑を掛けないワンコールのパターンを入れておく。
ショートカットは「DEx3」にシフトを加えて「Shift+F12」。
パイルになっていない局へのコール「2x3」。
__%c %c DE %m %m %m K_\
比較的スタンダードなコールで、QSBがあってもコールを取ってもらう確率も高そう。ショートカットには「F11」を割り当てた。
パイルのないスマートな「1x2」。
__%c DE %m %m K_\
周囲に迷惑がかからないように、相手局コールサインを入れたショートコール。
ショートカットは「2x3」にシフトを加えて「Shift+F11」。
多様なコールパターンは、応答率にも影響するだろう。
応答があったら、次回のM9~M12マクロにつながる。
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