先週の日曜日(2013年11月24日)は、朝9時からクリエートデザイン社製730V-1(7/14/21/28MHz)を建ち上げることになりました。
 

 
イメージ 2
普段からお世話になっているJH1AQG、JG1RQT各局が工具、測定器などを持って集まって頂きました。
 
写真の左側はAQGさんで、右側のRQTさんは冗談半分で「顔出し禁止」とのことだったので、犯罪者のようにおもいっきり大きなマスクを付けました。
 
またローカルのJR1SYDさんも、楽しみしていたコンテストをキャンセルして手伝いに来てくれました。
 
昔は当たり前だったハム同士の連帯感と云おうか、互助精神と云おうか・・・今でも健在であることに感激しました。
 
皆さん、お忙しい中を本当に有り難うございました。
 

 
GP-93
さてCD730V-1は通販で購入したが、建ち上げ当日まで梱包されたまま手付かずだったので、早速AQGさんから厳しいご指摘を頂いた。
 
あらかじめ開梱して、パーツに欠品がないか?を確認して、組立説明書で手順を確かめておくのが通りだが、他の作業に追われてすっかり忘れていました。
 
まずは、144/430/1200MHz用コーリニアGPアンテナ、コメットのGP-93を取り付けて10D-FBを接続します。
 
AQGさんは当局より1歳年上にも拘らず、ラチェト式の安全ベルトを腰に巻いて電工用腰袋を付けて、軽業師ヨロシク、マストの先端にスルスルと登って、わずか30分程度で手際よく取り付けてしまいました。
 
当局はタワーの中段までハシゴをかけて、AQGさんの指示で部材を上げ下ろしする役目で、マストの先端には手も触れず仕舞い・・・でした。
 
RQTさんとSYDさんは、ルーフタワーの建っている2階ベランダでエレメントにテナコートを塗って、組み立てをして頂きました。
 

 
730V-1の組み立てでは、各ローディング、トラップ用のコイルの方向を間違えないように、水抜き穴が下にきていることを確かめます。
 
テナコートは非導電性ですから、エレメントの接合部分を避けて塗ります。エレメント同士の接合部分は導電グリスを塗って、自己融着テープを巻き、更にその上からビニールテープを巻きました。
 
当局は、7MHzはCW中心にしたかったので、中心周波数を7030付近に設定してエレメントを調整していただきました。
 
この時、エレメントにマジックインキでメモリを付けておくと良いこともAQGさんに教えて頂きました。
 
これらすべての作業は、自局のみならず各局のアンテナセットアップで経験の豊富なAQGさんの指示で手際よく進められました。
 
まずはマストを下ろした状態(給電部が地上高7m)でRQTさんがアンテナアナライザでチェックすると7040KHz付近に中心がきていたので、調整OKとなりました。
 
ここでマストを約2m上げて、ローテーターを取り付けます。アンテナの付いたマストは、AQGさんによると「存外重さを感じることなく」、スムーズに上がりました。
 

 
当局はマストに足場用単管パイプを使っているが、両端にプラスチックのエンドキャップを付けていました。
 
これが大誤算でローテーターのマストクランプに挟むのエンドキャップが邪魔をして、シッカリ締まりません。ここまで、澱みなくスムーズに運んでいた作業が止まってしまった。
 
一旦、マストを持ち上げてコーキング材で固定したエンドキャップを取り除いて、無事マストがマストクランプに収まりました。
 
最終的にRQTYさんに各バンドのSWRを測って頂くと、7MHzの中心周波数は7035KHz、その他中心周波数で全バンド1.5以下と良好でした。
 

 
仕事キッチリのAQGさんは、10D-FBとHF用5D-FBを結線バンドでキレイに処理していただき完成です。午前9時に始めて午後1時までの4時間ですべて終わりました。
 
イメージ 1
 
片側のエレメント長だけで5.8mのV-ダイポールも上がってしまうと、思ったより威圧感がなくなることに一安心・・・。
 
V/UHF用のGP-93は上空11mに給電点があるので、ほとんどわからないほどです。
 

 
まだ写真のアングルが定まらないので、その内、もう少し見やすい写真を撮りなおします。
 
またローテータの接続コネクタの結線が終わっていないので、指向性はまだ北側を向いたままですが、早速ワッチしてみました。
 
結果や如何に・・・・。
 
 
 
 
フォロー4649