本日(ブログを書いているうちに日付が変わってしまった・・・)、デジタル・インターフェースの基板が届きました。ガラスエポキシ基板なので50枚でも、想像してたより重かった。早速、取り出して目視検査? ・・・と言うかシゲシゲと出来上がりを眺めでいました。
 
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写真で見てもおわかりの通り、紙フェノールのような色合いです。考えてみれば、片面で部品面にはレジストがなく、更にべたアースなのでほとんど全面に銅箔が残っている。半透明のガラスエポキシは、銅箔の色を透過して茶色っぽく見えるのですね。銅箔のないフチの部分だけレジストの緑色が見えています。
 
まずは各部品の穴寸法に間違いがないか? チェック。取り分け問題になる穴はなかったので、少し安心しました。こうしたガーバデータを基板屋さんに渡して、製作してもらう場合、データの間違いは注文を出した方の責任になるので、一歩間違えれば泣くに泣けない損害になってしまう。
 
結線上のミスやパターン間のアキなど、気になる点が多くあるので、電源とアースがドッチンコしていないかテスターで確認しました。続いてUSB側のアースとリグ制御、更にリグ音声系のアイソレーションを確認した。本来なら絶縁試験器で調べるところだが、いきなりは怖かったので、まずテスターで様子を見たが、問題はなかった。
続いて500Vで絶縁試験を行ったが、これも無事にクリアした。
 
ここまで来ると、組み立てて見たくなった。今日は仕事も休みだったので、パーツをかき集めて一気に組み上げてしまいました。大好きなカーターファミリーを聞きながら約1時間20分で一丁上がり!
 
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今回は、A10KΩのボリュームがなかったので、A5KΩを使い、セパレート・トランスは試作のST-71ではなくST-23を使って見ました。
 
ところで、基板代金が50枚で39200円に消費税5%で41160円になった。1枚当たりの単価は824円となりました。
あとは動作試験をして、クリアしたら、希望する方にお分けしたいと思っています。リグを引っ張り出さないとテストができないので明日回しとします。