昨日までの暖かい小春日和と変わって、今日は曇り空。雨の予報さえでています。
あの日、2018.11.13日のあの日も
泣き叫びながら、冷たく固くなったサブの亡骸を抱えて、病院から帰宅したあの日の夕方も、今にも降りだしそうな曇り空でした。
今でも脳裏から離れません。
寒々しく冷たい手術台の上。
口に管を差し込まれ、目は見開いていました。
捨て置かれたような、ぬいぐるみのような姿。
先生はポーズなのか、どうかわからないけど、サブの胸を押し付けて人工マッサージをしてくれていましたが、
『もういいです。痛いから。止めてください』
そういいました。
可哀想で、こんなに冷たく固くなる前に、目は閉じて欲しかった。。
連絡をもらってから、祈りながら車を走らせましたが、40分以上かかってしまい、間に合いませんでした。
1度は胆嚢嚢腫の手術を乗り越えた命、助かった❗と思ったのに急変でした。
偶然、定休日の病院、常時いるたくさんのスタッフはいません。
誰のせいでもありません。
手術してくださった先生が悪いのではない、と思っています。
だけど、もし、定休日でなかったら。。
その前に、私たちがいつもの近所の病院に行っていたら、なにか変わっていたのだろうか?
今でもふと頭に過ります。
亡くなったサブちゃんを抱き抱え、48時間一緒に過ごしました。
お庭にでたり、まるで生きているかのように話しかけ、ご飯をあげ。
リビングにいる時にはリビングに連れていき、
寝る時は寝室へ。。
最後の時、火葬に行く前に、ワンカートに乗せて、いつもの遊歩道をこじろうとみんなでお散歩して。。
忘れられるわけがありません。
『サブちゃん、またオニヒイラギの白い花が咲き始めたよ~。』
白くてポップコーンのような可愛いお花。
とても強い良い匂いがすることを、サブの亡骸を抱えて勝手口から出た時に、初めて感じました。
『あれ?こんなお花咲くんだっけ?こんなに良い匂いしたっけ?』
ずっと庭の端っこに植わっていたのに気づきませんでした。
サブが亡くなってから、こんなふらふら生きている私でも、1つ挑戦した事があります。
でもそれは、とても大変な事で、試験を受ける資格にさえ届かなくて、一旦断念。
そして先月、やっと無事に試験を受けました。
結果は来年にならないとわからないけど、もし受かれば、4月から仏教の勉強のための学校に通います。
サブが亡くなった時に、あまりに辛くて、お骨をてんちゃんが眠る納骨堂には置いて来れませんでした。
てんちゃんのお骨も引き上げて、2匹で家に帰ってきて誓ったのです。
『今読める以上の、もっともっと尊いお経が読めるように、お坊さんの資格を頂けるよう頑張るね。』
いつかこじろうも旅立つでしょう。
その時のためにも、一つずつご伝授いただけるよう、修行させていただこうと、一生かけてそうしていこうと、誓っているのです。
愛しのサブちゃん。
大好きだよ。♡
いつもご訪問くださり、本当にありがとうございます