5/25のあさイチ | 舌癌とクリニカルサイコロジーと

舌癌とクリニカルサイコロジーと

舌癌患者のきらら947のブログ。舌癌の経過について、臨床心理学、心理療法、深層心理学がらみの話を綴っていこうかなーと思っています。

めったにテレビを見ない私。

ネガティブモデルという肩書(?)の栗原類さん。たまにお見かけすると面白いと思っていた。ネガティブって良くない?イケメンは嫌い(笑)(笑)←また誤解を招きそうなコトを…。

で、5/25の朝、8:30前くらいにNHKをつけると、ふむふむ・・・・夫の発達障害か・・・・。

見てたら、


類くんが
真面目にしゃべってる!!!!泣

ちょっと、驚く。

しかし、栗原類さんは発達障害を公表している芸能人なんだねぇ・・・・。と思って見ていたら、生番組内での告白だったらしい。


うちの父も相当アスぺだと思うのだが(幼少期の事がわからないので診断がつかないと一度言われたが、ドクターショッピングすれば診断してくれる医師がいるかも?)、母はそんな父が理解できず苦労したと思う。

カサンドラと言えば、アポロンに未来がわかる力&信じてもらえない呪いを喰らった神話上の王女だったか。誰にもわかってもらえない、信じてもらえない事がいかに苦しい事か。
で、カサンドラ症候群という言葉。アスぺ夫の妻の苦しみを表す言葉らしいと前から知ってはいたが、世代が違うと夫婦関係に求めるものも違うし(今回の話の中心になった世代の人たちは、より”情緒的サポート”を求めていると思うが、うちの親の世代はどちらかというと役割”夫役割・妻役割・父親役割etc.・・・”を求めていたと思う)、うちの母には直接役立つ概念ではないだろうなーと思っていて、私自身はあまり興味をもっていなかった。
しかし、アスぺの夫を持つ妻の大変さを”カサンドラ”という言葉で捉えてみようと思うと、本人&周囲に有用な気付きがあるかも?コミュニケーション法をちょっと工夫するだけで変わりますからね(妻に心理的課題などがある場合はそう簡単に行かんでしょうが)。

もちろん、アスぺ夫のことを悪く言う気はありません。私もどっちかというと定型発達の人ではないし、父の同類だと思っているので。マイノリティ故の旗色の悪さみたいなものは対岸の火事や、かわいそうな他人を笑って自分が普通である事を確認して安心するためのものではなく、私自身の物ですし。