PlayStation Storeで展開されている「ゲームアーカイブス」の配信タイトル総数が,2月23日に700本を突破した。これを記念し,ゲーム業界を代表するクリエイター7名に,「思い出に残る1本」をピックアップしてもらい,そのタイトルに関する話を聞いてみようというのが,この企画である。 ○第1弾 北瀬佳範氏 (スクウェア?エニックス) ○第2弾 須田剛一氏 (グラスホッパー?マニファクチュア) ○第3弾 水口哲也氏 (キューエンタテインメント) ○第4弾 馬場英雄氏 (バンダイナムコゲームス) ○第5弾 名越稔洋氏 (セガ) ○第6弾 小林裕幸氏 (カプコン) ○第7弾 小島秀夫氏 (コナミデジタルエンタテインメント)※4月5日掲載予定 今回は,ユービーアイソフトより4月19日に発売予定のPlayStation Vita用ソフト「」を開発している,キューエンタテインメントの取締役CCO 水口哲也氏に話を聞いた。 水口氏にとっての思い出の1本は,1996年にソニー?コンピュータエンタテインメントよりPlayStation版が発売された,「WipEout」である。 本作は,反重力テクノロジーを用いて地表から浮いた状態で走行できる乗り物を使った,SFテイストのレーシングゲーム。その圧倒的なスピード感と,それを盛り上げるテクノサウンドが大きな話題を呼んだ。当時セガでアーケードゲームを手がけていた水口氏は,Diablo3 RMT,この作品に何を感じたのだろうか。 水口哲也(みずぐち てつや):1990年,セガ?エンタープライゼス入社。2003年,キューエンタテインメント共同設立。「セガラリーチャンピオンシップ」(1994年)や「マンクスTT スーパーバイク」(1996年)といったアーケードゲームを手がけた後,「スペースチャンネル5」(1999年),「Rez」(2001年),「Child of Eden」(2010年)など,音楽と映像を融合させた作品を次々と発表。初代PSPのローンチと共に発売した「ルミネス 音と光の電飾パズル」(2004年)は,現在に至るまで,さまざまなプラットフォームに移植され,世界中で愛されている。現在,キューエンタテインメント取締役CCO ○「WipEout」とは 1996年に発売された,“反重力レーシング”ゲーム,Lineage2 RMT。先週,グラスホッパー?マニファクチュアの須田剛一氏に語ってもらった「デストラクション?ダービー」同様,Psygnosis(現SCEE
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