こんにちは!
島根パピネス 普及推進部Sです。
昨年ACジャパンさんのご協力で「受け入れ拒否」をCMの題材にしてから、様々な方から多くの意見を寄せていただくことが多くなりました。
特に企業さまからなどは「どうやって盲導犬の受け入れを行えばいいの?」というご意見も多くあります。
今回は観光地でどのように盲導犬、視覚障害のある人を受け入れればいいのか、という問い合わせから
7月22日、島根県にある世界遺産である石見銀山へ行ってきました!
石見銀山では観光用のカートを用いて街並みの散策ができるそうです。
まず視覚障害のある方が乗るときに必要な声掛けや補助の案内。
このようなカートに乗る場合は
手すりや屋根の部分など、ぶつかる可能性のある所はあらかじめ伝えていただけると安心ですね。
そして今回は盲導犬PR犬が実際に乗車しました。
このようにユーザーの足元でおとなしく待機しています。
カートは最高でも時速20㎞ほどなので、特にびっくりする様子もなく乗ることができていました。
基本的に犬の乗降や乗っているときはユーザーがしっかりと管理する必要があります。
ただ今回のカートだと犬のしっぽや頭が飛び出していてもユーザーが気付けない可能性もあります。
そういったときは運転手の方からのお声がけなどは大事になってくるのでご協力をしていただくようお願いしました。
このような観光地が増えると、盲導犬と盲導犬ユーザーは安心して観光を楽しむことができますね。
ご協力頂いた 島根県大田市の観光振興部様、㈱バイタルリード様、ありがとうございました。
日本では「身体障害者補助犬法」という法律で、一般の人が入れるところには盲導犬を含む補助犬は入ることができる法律があります。
しかしまだまだ十分に知られてはおらず、「他のお客さんの反応が気になる」「犬の衛生面や行動が不安」などのご意見もいただきます。
ただ、最初から「だめ」と拒否するのではなく、どうしたら盲導犬・盲導犬ユーザーを受け入れられるか、どんな点に不安を感じているのかを話し合い、納得して受け入れてもらえればと思います。
今後も観光地だけでなく、お店でどうやって盲導犬を受け入れればいいの?
病院では?など気になることがありましたら是非協会へお問い合わせください!