【富士ハーネス】子犬運動場の役割について | 日本盲導犬協会

皆さんこんにちは!

富士ハーネス普及推進部のMです!

 

今回は『子犬運動場の役割』について少しだけご紹介致します!

 

前回の記事で子犬たちの運動場デビューの様子をご紹介しましたが、実は子犬運動場には子犬たちを運動させる以外にとっても大切な役割があります!

 

例えばグレーチングと呼ばれる側溝のフタを子犬の頃から触れさせることで、大きくなって訓練を始めた時に、このグレーチングの上を怖がらずに歩けるように子犬の頃から経験を積んでいます。

 

また、訓練でその子の性格に合った訓練ができるように、子犬たちがどのように行動をしているかを職員が観察をして記録を行い、のちの訓練に活かせるようにしています。

 

たくさんいる子犬たちの個体識別ができるように、子犬たちの背中にはマニキュアでしるしが付けられています。男の子は青色、女の子は赤色、首のあたりにしるしが付けられている子は長男や長女といったように、からだのどこにしるしを付けているかで兄弟関係などもすぐに見分けることができます。

 

子犬の頃に積んだ経験や性格の見極めが、大きくなってからの訓練に活用されるため、子犬運動場はとても大切な役割を担っています。

(写真は先月入所した訓練犬たちの様子です。楽しそうに訓練をしていますね!)

 

現在、富士ハーネスにいる子犬たちは今週末に委託予定です。しばらく富士ハーネスには子犬たちはおりませんが、また子犬が産まれて運動場に出る際にはお知らせを致します!

 

以上、子犬運動場の役割についてでした!