大事な訓練道具 | 日本盲導犬協会

こんにちは。

東京本部広報担当のNです。


神奈川センターの中庭に出てみると

訓練士がとんかちなどの工具を持ち出してなにかしています。


なにしているのか聞いてみると・・・。

リードの修理をしていました!


訓練士はいつも皮のリードを使って訓練しています。

毎日毎日使っていると切れてしまうこともあり、

そこで、修理セットが活躍します!


まずこのフォークのような道具↓で、

切れたリードの先から10センチほどの場所まで穴を開けていきます。



修理1

穴を開けたリードの先を重ね合わせ、穴に沿って糸で縫い合わせます。


修理4

あとは切れた部分をとんかちで叩いてならし、


修理2


出来上がりです。


修理5

緑マルの中が切れてしまった先端部分。

縫い糸の色の関係で見えにくいですが、赤マルの中が修理してできあがった先端部分です。

これでまた、使うことができるようになります。


ロングリードも、段々とショートリードになり、役目を終えていくんだそうです。

毎日使う訓練道具は、こうやって修理を重ね、大事につかってるんですね。