インターンシップの学生と白杖歩行訓練へ | 日本盲導犬協会

仙台US部のSです。


8月の数日間、仙台訓練センターには地元の大学からインターンシップの学生が3名研修にきています。


先日、インターンシップの学生2名と一緒に、視覚に障がいのある方の自宅へ訪問して行う白杖の歩行訓練に行ってきました。
訓練に向かう車中から緊張気味のインターンシップの大学生2名といざ歩行訓練へ。
この日は歩行訓練を受ける方もいつも以上に緊張していて、目的地となる遊歩道への往路ではなかなか本調子ではなかった様子。
しかし、復路ではいつもの調子を取り戻し、周りの雰囲気を感じ取りながら車などの音などを聞く余裕もでてきて、スムーズに自宅へ到着。とってもほっとした表情をしていらっしゃいました。


白杖歩行訓練


一方インターンシップの学生はというと、まだまだ緊張!!
仙台訓練センターに戻ってからは、視覚に障がいのある方への手引きの仕方を練習。
普段、目で見たことを言葉で説明するなんてことはあまりありません。
椅子に座ってもらうとしても、肘かけがあるのかソファーなのか、一人がけなのか何人かで座れる椅子なのかなど、どんな椅子なのか上手く説明する言葉が出てきません。
目で見ていることを言葉にすることはなかなか難しいようです。

インターシップ中に盲導犬のことだけでなく、少しでも視覚に障がいのある方の生活についても目を向けてくれるといいなと思いました。