東仙台交番で警察官が刺された事件は、どうもあの臭いがする。

通常、面識も無い交番の警察官を襲うなんて事は拳銃を奪う位しか考えられない。
しかし、犯人は数箇所刺しているので、拳銃強奪ではなく警官に対する殺意を感じる。

自分とは無関係の警察に恨みを抱いている人達と言えば、あの人達が思い浮かぶ。

あの人達のお仲間になるには二つの条件がある。
1つは孤立化している事、もう1つはあの人達のサイトを閲覧している事。

ニュースを見る限り、いつも一人でいたとの証言があるので孤立化の条件は満たしている。

あとはサイトの閲覧だ。

もし、サイトを閲覧していたなら、恐らくあの人達のお仲間さんだろう。

あの人達は「警察」「消防」「救急」に付け狙われていると思っている人が多く、敵意を抱いていたりする。

あの人達の特徴は、三項関係が未発達で二項関係に近い感覚を持っている。

通常、街中でパトカーや救急車を見かけても、自分と関係付た受け取り方はしない。
しかし二項関係では、自分と相手との関係なので第三者はいない。

つまり、パトカーや救急車が自分とは無関係の第三者の為に走っていると言う感覚が薄く、自分との関係性を感じてしまうのだ。

なので、パトカーや救急車を見かけると監視されているように思えてしまい、警官を見ると自分を監視しているように思えてしまう。


先日も、警察や消防のパワハラの相談があったのだが、そのパワハラと言うのが「自分が町を歩くとパトカーや救急車を良く見かける」と言う物だった。

別にパトカーや救急車やその乗務員に何かされた訳でもなく、見かけただけでパワハラと受け取るのが彼等の特徴だ。

あの人達の同類なら、面識も無い警官に殺意を持つ物がいても不思議ではない。


追記
その後のニュースで、教育熱心な母親だった事が分かった。
こうした事件を起こす犯人は、教育熱心な家庭で育っている点で共通している。
そして、子供の頃は皆良い子である事も共通している。