1 Ctrl / CapsLock キー入れ替え

Xubuntu 24.04 の Window マネージャには Xfce4 が採用されており、Ctrl キーと CapsLock キーとの入れ替えには xmodmap コマンドが使えます。しかし xmodmap コマンドではなくて setxkbmap コマンドを利用するのがお薦めだと誰かのブログに書いてあった気もするんですが気のせいかもしかすると誤情報だったのかわかりません。とりあえず setxkbmap コマンドを使うことにしました。コマンドラインを示します。

$ setxkbmap -option "ctrl:swapcaps"

xfce4-terminal を開いてこのコマンドラインを実行すれば Ctrl と CapsLock が入れ替わります。しかし、Xubuntu を起動したあと、毎回 Terminal を開いて手動でコマンドラインを入力するのは手間ですし、Xubuntu を起動するのが久しぶりだった時には Terminal を開いてこのコマンドラインを実行するのを忘れたまま、emacs を開いてあれれとなることが容易に想像できます。

 

そこで、Xubuntu を起動したら setxkbmap コマンドが自動実行される設定にしておこうと思います。自動実行させる方法は複数存在しますが、どれでも成功するわけではありませんでした。成功した方法のひとつを備忘録として記しておきます。".bashrc" に setxkbmap コマンドを書いておき、Terminal を開くことで .bashrc が実行されるわけです。

 

STEP1  .bashrc に下記の一行を追加する。

setxkbmap -option "ctrl:nocaps"

 

STEP2 

「設定マネージャー」→「セッションと設定」→

「自動開始アプリケーション」→「追加」

 

STEP3  以下を設定してOK。

名前:Xfce4 Terminal

説明:.bashrcのsetxkbmap及びxmodmapを動かすため

コマンド:xfce4-terminal

トリガー:ログイン時

 

STEP4  Xubuntuを再起動。

 

以上の手順です。ちなみに setxkbmap コマンドを含めて小生が .bashrc に追記したすべての行を以下に示します。

export VISUAL=/usr/bin/vi
export LESSEDIT='vi %f'
export XDG_RUNTIME_DIR=/run/user/$(id -u)
setxkbmap -option "ctrl:nocaps"
# setxkbmap -option "ctrl:swapcaps"
xmodmap -e "keycode 132 = yen bar yen bar"

小生の場合は、もとのCtrlキーをCapsLockキーにすると、うっかり触れてしまうことがよくあって使いづらく感じたので、もとのCtrlキーはCtrlキーのまま活かしておいて CapsLock キーも Ctrl キーとして機能するようにしました。"ctrl:nocaps" というのがそのためのオプションです。

2 かな=変換キー 英数=無変換キー

MacBookやMacbook Airの日本語キーボードが大好きで、Windows PCのキーボードについてもAutoHotKeyやChgKeyなどを使ってかなりMacBookのキー操作に寄せて使ってます。

 

Space キーのすぐ左に英数キーがありすぐ右にかなキーがあって、英数キーを押すと半角英数入力モードになり、かなキーを押すとローマ字によるひらがな入力のかな漢字変換モードになるように設定する方法に焦点をあてます。これをXubuntu 24.04を入れたポータブックでも実現させます。

 

下図はFcitx5の設定ウィンドウです。

 

Fcitx5設定画面 Mozc入力メソッド選択

 

Fcitx5の設定にあるグローバルオプションタブです。入力メソッド(かな漢字変換フロントエンドプロセッサ)の切り替えをオンオフのトグル動作にしたいので、トリガーキーを押すたびに切り替えるにチェック。そして「半角/全角|漢字」キー・Control+O・Control+スペースにて、オンオフできるように設定しました。

 

また、「変換」キーを押すと「入力メソッドを有効にする」、そして「無変換」キーを押すと「入力メソッドをオフにする」になるように設定しました。それぞれ「右Alt」及び「左Alt」も同様に機能してくれることを願って設定に入れましたが、なぜか、こちらは機能しませんでした。

 

Fcitx5設定画面 グローバルオプション

 

Fcitx設定画面 グローバルオプションタブ

 

Mozcの設定を行います。まずキー設定の選択を行います。小生の場合ここは最初MS-IMEになってました。その右側の「編集」ボタンをクリックします。

 

Mozcプロパティでキー設定を選択

 

変換キーはここではHenkanという表記で扱われます。下に図示するとおりHenkanを押されたらとにかく「ひらがに入力切替」にしました。

 

Fcitx5 Mozc キー設定画面

 

無変換キーはここではMuhenkanという表記で扱われます。下に図示するとおり「入力文字なし」のときにMuhenkanを押されたら「IMEを無効化」にしました。「変換前入力中」と「変換中」も「IMEを無効化」を指定しましたが、いつのまにか「ひらがな・カタカナを切替」に変わってしまいました、まぁいっか。

 

Mozcキー設定画面:無変換キーでIME無効化

 

設定を行っただけでは、設定した動作は始まりません、mozcを再起動したりFcitx5を再起動すると、設定した動作に変わる部分(たとえばIMEを無効化)もありますが、「ひらがなに入力切替」の動作は始まりませんでした。Xubuntuを再起動したところ設定した動作が始まりました。

3 キーボードでマウスを代用する

KINGJIM PORTABOOK XMC10 には、キーボードの中央に ThinkPad のトラックポイントに似たポインティングデバイスがあり、キーボードのスペースキー手前本体側に、マウスの左・中・右ボタンがあります。それなりに使えるのですが、マウスボタンを押した時に出るクリック音が、馬鹿でかいんです。図書館など静かな場所でカチカチカチカチ・・・カチカチ・・・やられたら周囲に居る人々の気に障ること自明です。だから、そういう場所では、PORTABOOKのクリックボタンは使えません。Bluetoothマウスで、クリック音の静かな奴を使えばよいので、普段はそうしているんですが、外出のときなどに、うっかりそのマウスを持っていくのを忘れたときに、非常に困ることになるのは必定です。

 

そこで、キーボードだけで、マウスカーソルの移動及びマウスボタンをエミュレートできるようにしておきます。使うのは keynav コマンド及びその設定ファイル .keynavrc です。この道の先達が「ポインティングデバイスのないKING JIM ポメラDM200でX Windowのマウス操作をする方法」という題名で2017-08-11にブログで公開してくださっているやり方を使わせて頂きました。ありがとうございます。

$ cd ~/

$ sudo apt install keynav

$ wget http://hitoriblog.com/.keynavrc

でコマンドと設定ファイルがインストール完了です。keynavモードにしてマウスカーソルを動かしてkeynavモードから抜けたら普通にWindow Managerを操作する感じです。keynavモードにするには Ctrl+; です。

 

詳しくは、ポインティングデバイスのないKING JIM ポメラDM200でX Windowのマウス操作をする方法をご覧いただきたい。そして、更に詳しくみたいなら .keynavrc を読むのがよい。ちなみに、小生は、そのブログの作者様がカスタマイズした .keynavrc を wget させていただきまして、主に emacs の運指でマウスカーソルを動かしてますが、気分で vi の運指でも使えるように、

 

この部分を:

# Diamond key
j move-left 10
m move-down 10
comma move-down 10,move-right 10
n move-down 10,move-left 10
o move-right 10,move-up 10
i move-up 10
u move-left 10,move-up 10
k move-right 10

こう変えました:

# Diamond key
h move-left 10
j move-down 10
comma move-down 10,move-right 10
n move-down 10,move-left 10
o move-right 10,move-up 10
k move-up 10
u move-left 10,move-up 10
l move-right 10

 

⇒⇒ KINGJIM XMC10 PORTABOOK Xubuntu24.04LTS まとめ