● ちいさいおうちプロジェクト(8) | ジャパンフレネ おーい仲間たち

ジャパンフレネ おーい仲間たち

ジャパンフレネの活動日誌。子どもたちの姿をお伝えします。

● ちいさいおうちプロジェクト(8)
          ー窓からのぞいたヨーロッパ
ヨーロッパを縦にズバッと切って南から北の窓を見てみる。
小さい吹き抜けの窓はエジプトのルクソール。
「なんで窓がこんなに小さいの?」
「気温が高く、直射日光が入らないようにするためだよ」
「吹き抜けなのは?」
「換気じゃないのかなあ?」









事前に地図帳の付録資料で大まかなデータを調べている。
シチリアやローマはよろい戸付き、窓はまだ小さい。
それが次第に大きくなる理由も考える。
Please give me sunshine!







「窓があんまり大きくてもダメなんだよね。熱が逃げるから」
アムステルダムではすごくでかい窓も、ストッホルムでは小さくなる。世界気候図を調べると暖かいメキシコ湾流がアムステルダムまで流れてきている。札幌・ミュンヘン・ミルウォーキー 。ビールの産地は、ほぼ同緯度だ!
『河童がのぞいたヨーロッパ』妹尾河童(新潮文庫)を読み聞かせ🎶

「アンネ・フランクって知っている?」
「知っているよ」
アムステルダムの窓が大きい家の裏部屋に隠れていたドイツ系ユダヤ人の話、ピサの斜塔のテラスになぜ手すりがないのかなど、気候や風土により人間の思想がどう形成されるのかも考えた。『窓』は、深い…。
・かっぱさんのいろいろな本を読んでみたいです。地図っておもしろい。
・いろんなまどがあるんだなあ。線を引くプリントで二つしかまちがえなかったのがうれしかった。
・かっぱの本、面白そうだ。買ってみよう。イギリスの飯がなぜまずいのか調べる。
・世界の地図がいっぱいあると面白くなってくる。カリフォルニア、ディズニーランドに行きたい。