2030年、年金のコワ~い未来とは?
●2030年、年金のコワ~い未来とは?
こんにちは。40代からの賢いお金の運用講座の大畑です。
2030年、今ある年金積立金は、枯渇する、といわれています。
そう、130兆円ものお金が、消えてなくなるのです。
これはなにも、都市伝説のような、与太話の類などではありません。
あの、日の丸親方、厚生労働省が出した試算です。
もちろん、この試算には、ある前提があります。
その前提とは、景気が、今のように、あまり上向かない状態で推移した場合です。
ですから、何かの拍子に、日本経済の景気がぽんと良くなり、それこそ、右肩上がりにでもなれば、年金積立金も枯渇せずにすみ、あなたの老後も安心です、ということも大いにあり得ます。
◆2030年の現実
が、しかし、今の景気の状況を見てください。
それでも、日本はいざというとき神風が吹く、だから何にも心配いらん、などと、能天気なことをいえる人がどれだけいるでしょう。
むしろ、この逆。
今後ますます、景気は厳しくなる、と考えるのが妥当でしょう。
つまり、厚生労働省の出した試算が、現実のものとなる可能性が高いのです。
そうなれば、今、40代のあなたが60歳を迎えたとき、待っている現実も、容易に想像できるでしょう。
そう、いざ60歳を迎えてみれば、当てにしていた年金など、すずめの涙ほどしかなかった、となりかねないのです。
これでは、年金システムの破たんどころか、自分の生活すら破たんしかねません。
安心してリタイアするには、年金に頼らない資金計画が絶対条件です。