以前も、少し書きましたが、めだかの館さんが提供するWEB図鑑の資料によると、ユリシスは「柿色夜桜にサファイアの青ラメを遺伝した品種」となっているということです。

 

 

(夜桜の)多色だったラメが青ラメになり、柿色体色との相性がよく美しい色合いのメダカと説明されています。

 

 

ユリシスは、舞めだかさんのブログによれば、月弓 ✖️  ホニャララ ✖️ ホニャララ

 

 

とありますので、館さんのWEB図鑑では、月弓と夜桜は、ほぼ同じ系統ということになるということですね。

 

 

なお、「楊貴妃」よりも以前に広島県に存在していたといわれる、赤メダカの「紅帝メダカ」は、「楊貴妃メダカ」の血は全く入っていないということです。

 

 

もともと、ヒメダカが江戸時代からいて、名古屋大学のメダカ博士がいろいろなメダカを飼育されて、論文とともに各種の改良メダカを全国に頒布されていましたが、ずっと、ずっと、改良メダカに火が付く前のずっと以前から「紅帝メダカ」のような真っ赤なメダカは存在していたのですね。

 

 

その意味では、ピ-シ-ズさんが出版されている「メダカ品種図鑑の改良メダカ(ピ-シ-ズ)/森文俊著の図鑑は、客観的な立場で,正当に記載されており、ここが一番的な偏りもなく記述、表示されており、とても役に立ちます。