(あ)速く走る

 

   「我々の時代は、足が速い人、遅い人は素質的なもので、変わらないと考えていました。しかし現代は、走ることを教える塾があって、走る速さや走り方が変えられることを知りました。驚くべきことでした。

 足が遅い筆者は、小学生の時にこの塾に入りたかった思いました。」 (注1)

   ただし、「速く走ることを教える塾」の知識や方法は、たいへん高度に感じました。

 

             (注1)本ブログ 前掲 

                「走り方の発達過程」 

 

   「速く走ることを教える塾」などの知識や方法を持たない筆者を含めた一部の小学校教師は、以下のような「伝統的学習技術」 が一つのよりどころになると思います。   

 

(い)伝統的学習技術

 

   以下の指導内容が小学生にとって最重要課題だと感じます。

   とくに低中学年の児童にとっては、この内容を徹底させることがたいせつに思われます。

    『50m走の「学習技術」』(注2)を使って、以下の内容をくり返し練習しました。

 

         (注2)本ブログ 前掲  『50m走の「学習技術」』

 

   ①走っているとき、後ろを振り返らない。

   ②自分のコースから外れない

   ③ゴールラインで止まらずに、走り抜ける

   ④自分の順位をしっかり聞き取る

   ⑤ゴールラインからスタートラインへの移動を機敏に行う

 

   ①~⑤を児童の全員に知らせることはできても、徹底させるのはむずかしかったです。

 

 

         (参照)本ブログ 前掲

 

             「走り方の発達過程」 

             『50m走の「学習技術」 ーかつお君の法則ー』 

             『50m走の「学習技術」』 

             「50メートル走(もっと気楽に楽しく小学校体育・伝統的体育学習形式)」

             50M走(伝統的学習技術の紹介)