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ボギー ザ グレイト

ご無沙汰しております、清水伸です。

毎月恒例と唄っております、こちらのブログでのショートフィルム企画。
諸々の事情により2月にアップできず、4本目にして早くもペース乱して
おります・・・

でもね、「清水伸×夏目大一朗×10」のタイトル通り、10本はやり遂げ
ますよ。

さてさてまたクドくも説明いたしますが、これは、

2006年水戸短編映画最準グランプリ 受賞
2007年インディーズムービーフェスティバル グランプリ受賞
2008年初夏・初の劇場用長編映画「スリーデイボーイズ」クランクイン予定
     (公式HP http://3dayboys.com/)

の新進気鋭若手映像青春エロ作家、夏目大一朗監督とのコラボ企画です。

前回はちょいとハートフルなお話でしたが、
今回はまた、くーだらないテイスト満載の1本。

芸術。

そこに生きるアーティスト達は、一体どこまで「経済」と言う
社会の荒波に飲み込まれず自分の芸術と言うものを追求し続けられるか。

あえて世間から距離をおいて生きるアーティスト「ボギー」
そんな彼の生き様をとくとご覧あれ!

清水伸×夏目大一朗×10 第4弾

「伝説のホームレス BOGYに聞く」

「あの娘、僕がロングシュート決めたら・・・」




新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年よりこちらのブログで行ってます短編映画企画第3弾
「清水伸×夏目大一朗×10」

またクドくも説明させていただきますと、

2006年水戸短編映画最準グランプリ 受賞
2007年インディーズムービーフェスティバル グランプリ受賞

の新進気鋭若手映像エロ作家、夏目大一朗監督とのコラボ企画です。

いつもはくーだらなくて笑っちゃう奴をお届けしている訳ですが、
今回はちょいと志向を変えてこんなんやってみました。

タイトル「僕がここ辞めたいって言ったら、あの人どんな顔するだろう?」
      http://jp.youtube.com/watch?v=Qxe7Gs8Cnjw

知っている人は知っている岡村靖幸の曲からタイトルはインスパイア。

言い出せない人や、間の悪い時や、意地悪そうな相手や、以外ない一面や・・・
どうぞご覧あれ。

清水伸

村松和輝の出演情報






先日、2ヶ月に渡り参加していたNHK特集ドラマ「ファイブ・theFive」が無事クランクアップしました!

放送は2008年1月5日(土)NHk放送・5.1chサラウンド 21:00~となっています。

出演者に岸谷五朗さん・筧利夫さん・柳沢慎吾さん・パパイヤ鈴木さん・田中要次さん・相島一之さん・サムエルポップさん・高島礼子さん・竜雷太さん 他、素晴らしいキャストのみなさんです!
原作マンガ「ファイブ」ファンの方はもちろん、バスケファンのみならず2008年の年初め、みなさまにパワーを与えられる作品になっていると思われます!!是非ご期待下さい。

ちなみに…

JBL(日本プロバスケットリーグ機構)全面協力なので、試合シーンも見応えありです!!吹き替えなし!CGなし(の、はず)!! 本当に役者陣・スタッフさん・関係者のみなさんがこの作品にLOVEを持ってできた作品です。たくさんの方に見ていただきたいと思いま
す!

村松もチームの一員として頑張っています!
この「ファイブ」撮影時は本当に楽しかったんです!

岸谷五朗さんや田中要次さんには芝居についてアドバイスをいただいたり、柳沢慎吾さんやパパイヤ鈴木さんはいつも現場を楽しませてくれ(もちろん警察ネタも見てしまいました~)、筧利夫さんや相島一之さんからはひとつの作品にかける役者の姿勢を学ばせていただいた気がします!

バスケの作品に縁があるんですかねぇ

なんだか撮影なのに、チームが優勝したシーンは泣きました。

皆様、2008年の年明けは是非とも「ファイブ」をご覧になって今年の活力にしてくださいね!

「ひとめぼれ」






「ひとめぼれ」

これは僕のおじいちゃんの家で撮らせて頂いたのですが…。
なにせ祖父、祖母と会うのは12年振り…特別な確執があった訳ではないが…。

お盆休みにロケハン&墓参りをしに挨拶がてらお伺いしたら
「おや!まぁ…大介、こんなに大きくなってぇ」
「…太郎です。末っ子の…」
「はて?太郎?…え?…まぁ太郎?…えっと…こんなに大きくなってぇ~?」

忘れてたな…俺の存在自体を。

まぁそんなシュールな出会いを12年振りに果たし、恒例の貴重な戦争体験の話を聞き(約4時間ノンストップ)、以前もある映画の撮影でこの家を使わせてあげたことがあるのを知る…。

しかし、ここまで一気に話し続けられると、安心する反面、いきなり「止まる」のではないかと心配になる…止まる?

裏の畑に出ると、ちょうど夏に稲は成長を遂げ、金色の稲穂の大海原が広がっている時期だった。西陽が降り注ぐ中、青き衣をまといて、ナウシカの如く私は金色の野に降りたって、稲と戯れながらロケハンをさせて頂いた。
バックミュージックは勿論、安田成美さんである。
「ラン、ランララ♪~」
…この時、一人である。

こうしてショートフィルムに向けて最高のロケ地を手に入れた。

ネイキッドの小林さんとの打ち合わせを順調に済まし、脚本が完成した♪
がしかし!①…撮影一週間前にもう一度ロケハンに行くと9割の稲が刈られている状態!!
…ヤバい。マジヤバい。最高の画が…。


がしかし!②偶然にも隣の畑のおじさんが脚を怪我して稲が刈れないとのことを2日前に知る。お気の毒に…ってナヌッ!?
決して喜んではいけないことだが…事情を説明して畑を使わせて頂けることになった。

…ニンマリ。

物創りとは時に残酷であるが…こちらも仕事。御言葉に甘えさせて頂いた。

…御満悦。

がしかし!③当日の天気予報は台風。降水確率70%…きっと稲穂は薙ぎ倒されミステリーサークル状態に!?…矢追純一さん役は…って違う!!そっち系じゃない。
小林さんとも連絡がつかずに前夜、一人で台本書き直したりのてんやわんや。ほぼ寝てない。

んでもって、当日は朝からにわか雨が


…テンション落ちる…このショートフィルム終わった…。


がしかし!④昼過ぎの違うロケ地のシーンから急に晴れ間が!…通じるもんですねぇ…創作の愛のパワーは。おかげでちゃんと別日のように撮れました。
書き直した台本は全く持って無意味に…。
まぁおかげでスタッフの皆さんのテンションも上がり?、タイトなスケジュールをスムーズにこなして頂き、七転八倒な撮影でしたが、良い画が撮れました!

夜中まで続いた撮影におじいちゃんが最後、「お前は俺を寝不足で殺す気か?」と問われた言葉が…リアルで痛かった。

年末帰省した際には、出来上がりの作品を見て頂き、私の仕事を是非とも理解し仲直りしたい。おじいちゃん、ごめんね。
また大好きなナボナを買って行くから許して下さい。

ということで…細野家円満?に一役買った作品となりました。おしまい。

※初号の完成は15分を越えたとか!?
…うまく編集して頂き、有り難うございました!m(_ _)m

奥本色vol.7





『Gift』






二十一年前 彼は一人で泣いていた
クリスマスの夜に

十二年前 彼は一人で待っていた
クリスマスの夜に





五年前 クリスマスの夜に
僕は再びここに立っていた

相変わらずの人の多さに 大きく溜息を吐く

クリスマスでたくさんの人が笑顔で
過ごしている
どの笑顔も幸せそうだ
夜の風が冷たい

二十一年前の彼も
十二年前の彼も  そして五年前の僕も
すれ違うたくさんの人たちも

みんなみんな 幸せを願って生まれてきた
たくさんの希望を託されて
笑顔でメリークリスマスって言えるように
みんな歩き出した





懐かしくて 僕は足を止めた
冷たい風が心地よかった
いつかまた ここに笑顔で戻ってこよう

僕の大切なGift