今日の仕事の帰り道、会社の近くの横断歩道を青信号で渡っている時、急に車が横断歩道に飛び出してきました。


横断歩道を渡ってるみんなはビックリした顔でその車を見ていました。


私もビックリしながら車を見てみると、運転手は慌てて急ブレーキをかけ、横断歩道に入ってはきたけど、なんとか人をひくこともなくバックして停車しました。


アクセルとブレーキを踏み間違えたのか、急いでいてギリギリ今なら渡れると思ったのかそれは運転手にしか分かりませんが、一歩間違えば誰かの運命を変えていた可能性がある。



この時思い出してしまったのが、ニュースにもなったあの池袋で起きた大きな事故。


実はあの日私は事故現場付近を歩いていました。


区役所に向かう途中で起きた事故。


歩いていると、尋常じゃない救急車の数と悲鳴声が聞こえてきました。


私は最初何が起きたのか分かりませんでしたが、少し歩くと男性が血を流して倒れているのが目に入りました。


そして通りがかりの人の会話で「向こうで、若いお母さんと子供が大変なことになっている」と言う言葉を耳にしました。


私はショックすぎて区役所に行く気分ではなくなりまっすぐおウチに帰りました。


帰ってテレビをつけると池袋の事故がニュースになっていました。


しばらくはショックとあの光景を思い出し、何日か外に出るのが怖くなったのを今でも覚えています。


そしてなにより亡くなった親子の旦那さん、松永さんの気持ちを思うと胸が痛くなります。



この一瞬の出来事で運命が変わってしまった出来事。


愛する奥さまと、愛するお子さんが突然いなくなり、当たり前だった日常が一気に崩れ去る気持ちは本当に計り知れない。


自分だっていつ加害者になってしまうか、被害者になってしまうか分からないけど、昔教習所で教わった【かもしれない運転】ってことを常に忘れずに意識していこうと思います。



例えば運転をしていて突然子供が飛び出してくるかもしれない、今日みたいに青信号で渡っても車が突っ込んでくるかもしれない、常に【かもしれない】ということを意識して気をつけないとなと思いました。