以前妊活のことについて書きました。




抗がん剤を始めると、生殖機能の低下または失われる恐れがあるとのことで凍結保存をしていました。






ただ一つ問題なのが、凍結保存したものは日本の法律上旦那が生きてる間しか使えないということです。




私たちはもう少し体の状態が良くなってから、採卵して治療を始めようと思っていました。




旦那は頑張っていろいろと治療をしていくうちに、何が効いたかは分かりませんが体の状態は良くなっていきました。

しかし4月に入った頃、急激に肝臓や腎臓の数値が悪化し、黄疸に腹水、足の浮腫みと様々な症状が出始めました。





そんな中私は、妊活のことを思い出し、生きてる間にしかできないことを思い出しました。

私は旦那に「やっぱり頑張って子供作ろうか!」と言ったら、旦那は泣いて喜んでいました。




そう私は言ったものの現実問題それどころではありませんでした。





この頃はほぼ24時間と言っていいほど旦那にマッサージをしてあげないといけない状態になっており、旦那の家族も仕事の合間を縫ってマッサージに来てくれました。

その時間帯がゆういつ私の寝れる時間帯でした。





転移した骨盤の痛みで座って寝ることすらあまりできなくなり、松葉杖で立っていることが多く当然本人も寝ていません。





私自身1日3、4時間寝れたら良い方という生活になり疲れと不安とイライラと、精神状態がおかしくなっていました。





私が子供を作る治療を頑張れば旦那も生きる希望になるのかなと思いましたが、当然こんな状態でやるほど妊活も甘くないと分かっていました。





そして旦那との子供は諦める決意をする。



続く