シロザケの特徴
アトランティックサーモンやスティールヘッドなど
外国の鮭類は、ルアーやエサを猛然とおいかけます。
それと比べ日本の川によく遡上するシロザケは、
エサやルアーをそれほど深追いしません。
日本の河川は、水深のわりには流れが急なところが
多くなります。
そこで、日本の鮭釣りは確実に鮭の目の前に
仕掛けをゆっくり流すことがポイントです。
川幅が狭い場合が多いのでキャスティング距離よりも
正確さが重要になるのです。
速い流れに負けないように仕掛けを素早く沈める工夫も必要です。
シロザケのアタリは、根掛りと同じように
ドシンと急に重たくなる感じです。
根掛りかどうか判断がつかない時も、
とりあえず合わせてみましょう。
竿をたてて、ブルブルという振動が伝わってきたらヒットです。
シロザケの最初の突進は猛烈な勢いですので、
無理やり止めようとするとバラシの原因になります。
ダッシュスピードが遅くなるまで、しばらく待ちます。
取り込む時は、竿2本分の距離ぐらいまで寄せたら、
そのままの体制で後退して岸にシロザケを引き上げます。