本物と偽物のエサ
渓流釣りのスタイルは、大きくわけると
本物のエサを使うエサ釣り、
偽物のエサを使う疑似餌釣りの二つにわかれます。
エサ釣りは、イクラ、ミミズ、サシなどの
お店で買えるエサを使うやり方と
現場の渓流でトビケラやカワゲラなどの
水棲昆虫を採取して使う方法があります。
疑似餌釣りは、プラスチックや木材などを
組み合わせて作ったルアーを使う方法と、
水鳥や動物の毛を使って作った
毛針(フライ)を使う方法にわかれます。
どの釣り方を選んでも、釣り竿、リール、ラインを
それぞれ専用の物を揃える必要があります。
渓流魚は警戒心の強い魚が多く、
一度釣り損ねてしまった場合はポイントを移動します。
釣り中や移動時に水の中に入ることが多いことから、
どの釣りの時でも腰まであるウエイダーを着用する方が
いいでしょう。
長靴のみでは意外と身動きが取れません。
渓流釣りの場合、基本的にウキをほとんど使いません。
そのため、水中の魚や目印が見えるように
偏光グラスがあるととても便利です。