2024年4月30日大阪・フェスティバルホールで開催された「TULIP 50周年記念ツアー・the TULIP アンコール公演」に行った。
僕自身は熱烈なTULIPファンではないが、NHKテレビの番組で財津和夫さんが大腸がんを乗り越えコロナ禍でのツアーを挑む姿に感化し、チャンスがあればライブに行きたい!と思っていた。
しかし50周年記念の昨年はチケットゲットできなかった、アンコール公演でようやくゲットできた。
フェスティバルホールの3階席は全体が見渡せるのと音響がほどよく、俯瞰で楽しめることができた。
今のメンバーは財津和夫さん(76歳)、姫野達也さん(72歳)、上田雅利さん(73歳)、宮城伸一郎さん(68歳)の4名。
姫野さんがMCで2月の東京ライブで転倒されケガをされたいきさつを話されていたが、そんなことも感じさせず熱いライブを贈ってくれた。
上田さんのエネルギッシュなドラミングも素晴らしい、そしてボーカルとハーモニーがすごく心地よい。
ブルー・スカイ、虹とスニーカーの頃・・
そしてアンコールの心の旅でなぜかこみ上げるものがあり胸いっぱいになってしまった。 不思議な感覚だった。
満員の会場の合唱、50年前の思い出なんかが混ぜこぜとなってきたのかもしれない。
姫野さんの変なイントネーションの関西弁「まだまだ終わらへんで」のとおり、デビュー曲・魔法の黄色い靴で会場のおじさん、おばさんが右手でこぶしを挙げ3時間のライブがお開きとなった。
ところで、TULIPというグループの由来だが、RKBオンラインの記事から読み取れた、「オランダの風車があって、その前に広いチューリップ畑があるっていう写真を想像」とのことらしい。
財津和夫、グループ名のTULIPは果たして何色のチューリップをイメージして名付けたのか - RKBオンライン
メンバーの年齢を考えるとライブはもう何回もできないと思うが、いつまでもTULIPらしいボーカル+コーラスを聴かせてほしいものだ。