家庭の事情で休みの日に計画的に外出ができず
無線の催し物など行けず、もやもやしたこの頃です。

 

そういえば、居ながらにして全国や全世界と交信できるのが
アマチュア無線であるという言葉を思い出し、
あまり使ったことがない3.5MHzにオンエアできるように
アンテナを整備してみようと思いついたのでした。

 

早速ネットで短縮の逆Vアンテナを見つけました。
逆Vの片側が6mワイヤ+短縮コイル+6mワイヤという構成で
45μH位の短縮コイルを自作するというものです。

 

雨どいのパイプにワイヤを巻きます。
第1作目は、ビニール線で巻いてみました。
コイル直径、ターン数、巻く距離、長岡係数、、、
ネットで調べて昔習ったこんな公式があったなと
思いながら完成。早速仮設してアナライザで
共振周波数を探すも、所望の周波数にならず。
某所でLCRメータを借用して
インダクタンスを測るとたったの2μH。

 

重ね巻きになっているからいけないのかと思い、
重ならないように1重巻きで再度コイルを作成。
この第2作も、所望の周波数にならず、がっかり。

↑これが第2作

 

そういえば実家に開局当時のサガ電子の3.5/7MHzの
逆V用のコイルがあったことを思い出し、
実家に取りに帰る。

↓39年前開局当時に入手したサガ電子のコイル

 

先の「片側が6mワイヤ+短縮コイル+6mワイヤ」は諦め
現用の7MHz逆Vの先にこのコイルと約0.9mのワイヤを付けると
みごと3.5MHzに共振。

 

3.5MHzの開く時間帯に3エリアの局を呼ぶと

一発でコールバックがあった。


39年前に実家では建物の影響で

3.5MHzのSWRを下げられなかったが
今になって日の目を見ることになったコイル。

まだまだ現役で使えたのでした。