2025年10月14日にWindows10のサポートが終了します。Windows11にアップグレードするためには、
MicrosoftのPC正常性チェックアプリをダウンロードして、これをパスしないとアップグレードはできません。これを回避する方法があるという記事は読んだことがありますが、Windows11にアップグレードできても、Windows Updateがうまくいかないという話も聞いたので、無理してしなくてもいいかと思っていました。
我が家にはWindows10パソコンが3台稼働していますが、1台のみ正常性チェックがOKで他の2台はNGでした。ネットを見ていたら「Windows Server」を経由することで、PC正常性チェックを回避できるという記事を見つけたので、その内の1台「NEC_PC-NS700HAW」をアップグレードをしてみました。
参照HP:Tanweb https://tanweb.net/2025/06/22/64009/
Windows11の最小システムを満たしていないので、いかなる不具合が出ようとも自己責任となります。そのため、いつでも戻せるようにHDDのまるごとバックアップをとりました。1TBのHDDバックアップに3~4時間程度かかっています。
手順については、備忘録として残します。
CPUは、Inter Core i7-7500U(第7世代CPU 2コア・4スレッド、ベース周波数2.7GHz)で、メモリーは16G実装です。
①マイクロフトのWindows11ダウンロードページを開きます。(正式なHPです)
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
②x64デバイス用 Windows11 ディスクイメージ(ISO)をダウンロードします。言語の選択は「日本語」にします。ダウンロードしたファイルは、USBメモリーにコピーします。
③ダウンロードしたISOファイルは「Win11_24H2_Japanese_x64.iso」です。
④解凍すると以下のファイルが現れます。
➄USBドライブ(E)を消し、cmdを入れてEnterを押します。(自分のUSBメモリーがEドライブのため)
⑥コマンドプロンプトが現れるので、「setup /product server」と打ち込んでEnterを押します。後は、ライセンスの同意、引き継ぐ項目を選ぶとWindows11のインストールが始まり1時間程度で完了しました。
アップグレード完了後PCのWindowsの仕様を見てみると、Windows 11 Home バージョン24H2になっているので成功です。
アップグレード後は、Windowsのアップデートも正常で特に不具合は発生していません。もう一台、さらに古いDynabookのノートパソコンがあり、同様の方法でアップグレードしたところ、こちらも快調に動作しています。
これで、我が家のWindows10パソコンは消滅しました。あと、Windows7が3台スタンドアローンで稼働しています。この3台は、Windows10への無料アップグレード時にチャレンジはしたものの、不具合が多発してしまったため、Windows7を再インストールしたものです。WindowsXpが1台ありますが、それでしか動かないソフト用に保管しています。