こないだ、とある郵便局に行ったら「名物国技館カレー」が売っていたので1箱お買い上げ。最近は、こういった(ちょっとひねった)食品なども積極的に売るようになっているようです。

 販売者は公益財団法人日本相撲協会販売ですが、製造者はベル食品工業です。(ジンギスカンのタレで有名なベル食品とは異なる)ベル食品工業(株)は、大阪市鶴見区にありHPによると「日本で最初に固形カレールウを開発した歴史ある会社」となっています。

 相撲といえば国技館だが、N村は幼少時代蔵前国技館(旧国技館)に、良く相撲観戦に連れて行ってもらった記憶があります。父親の会社の関係で、升席のチケットが手に入ったのだろう。当時の人気力士といえば、大鵬や北の湖である。みんな大好き、巨人・大鵬・卵焼きというフレーズが流行ったのもこのころです。帰りは、両手でかかえるくらいの土産を貰いました。

 

 現在の国技館で相撲観戦をしたことはありませんが、国技館ツアーに申し込んでバックヤードを見せてもらったことはあります。カレーの裏パッケージには、「両国国技館には協会員専用の地下食堂を知っていますか?名物のカレーは、代々職人さんたちが、今も昔も変わらないレシピで作った大人気メニューです。親方から新弟子まで誰もが食べた伝統の味。日本相撲協会が自信をもってお届けする、ここでしか味わえないカレーをぜひ、お茶の間でご賞味ください」と書かれています。

 

 しかし、バックヤードツアーでは食堂までは行かなかったように思います。ツアーで地下を歩いていたら、通路に「鉄砲禁止」(突っ張りのこと)の張り紙があったのが印象的でした。その周辺の壁は明らかに傷んでいるので「鉄砲」をやっていたのは明らかであります。(稽古熱心な力士が多いんやな)

 

 カレーに話を戻しますが、中は真っ白なレトルトパッケージです。「その旨さは横綱級」だそうです。

 今回も「あいがけ」にします。別途スーパーで購入した「ビストロ倶楽部濃厚カレー」を相方に選びました。

 数日前にキーマカレーを作ったのですが、その時のターメリックライスの残りを冷凍していたので、それを解凍して使いました。左がビストロ倶楽部(ビーフ)で、右が国技館カレー(ポーク)です。(どちらも半分使用)ビストロは濃厚と謳っているだけあって、どろどろ濃厚(言い方)で美味いです。

 

 国技館はビストロと比べるとあっさり目で、これまた美味いカレーです。(どう美味いんやて)ぶっちゃけ、どちらも美味しくターメリックライスにばっちり合います。

 横綱級かどうかは置いておいて、国技館の地下食堂で出されている(ものに近いと思われる)カレーを堪能しました。