スマホには不在通知を装う詐欺メールが到着したことはあるのですが、パソコンメールで受信したのは(多分)初めてなのでご紹介いたします。
荷物を届けたが不在だったので持ち帰ってますという、不在通知です。内容をみていきましょう。
①置き配ではなく対面渡しの場合なら、必ず不在票が残されているはずだが無い。
②配達をしたという時間は在宅していた。インターホンを押したのであれば、メモリーに画像・音声が残されているのだが無い。
③なんで配送担当営業所が和光(埼玉県)なんだよ(かけ離れている)
④ハイパーリンクが設定されているので、ここから個人情報を抜くつもりかと思われます。
➄佐川急便に、メールアドレスを登録した覚えはない(普段利用しないから)
⑥佐川を使って送られてくる荷物の予定はない。
偽装されているかもしれませんが、ヘッダーを見てみましょう。
「prim-sagawa-net-account@sqfbc.cn」となっています。差出人は「佐川急便株式会社」となっていますが、ドメインを見ると「sqfbc.cn」なので中国発と分かります。まあ、佐川ではないですね。
最近の詐欺メールの日本語は、あまり変なものは少なくなってきていますが、毎日毎日フィッシングメールが到着するので、ぱっとみてくさいというのは瞬間で分かります。とはいっても、日々詐欺メールは進化しているので、少なくともメールのハイパーリンクから接続するのは避けた方がいいと思います。