こないだスーパーに行ったら、倉敷味のてんりょうという、袋ラーメンを見つけたので1袋お買い上げです。

 九州で天領(江戸幕府の直轄地)といえば、日田が真っ先に思い浮かぶのですが、倉敷も天領でした。倉敷のラーメン店、味のてんりょうをネットで調べてみたら、岡山駅前商店街店は閉店となっていました。もっと調べてみたら、味のてんりょうという店舗をチェーン展開していた、てんりょう食品(株)は2022年に破産手続きが開始されたとか。しかし、この袋ラーメンは、2023年8月現在ネット通販されています。メーカーは倉敷ではなく、喜多方の製麺会社です。

 

 同梱物は乾麺+液体スープです。湯で時間は2分後にほぐし始めて、さらに1~2分ほど(お好みで)茹でると書いてあります。スープは別に作っておきます。

 茹で3分半くらいにしてみました。見た目醤油かと思いましたが、てんりょうは豚骨を丁寧に焚きだしたスープ、チャーシューをじっくり炊き込んだ醤油ダレと書いてあるので、豚骨醤油系かな。(違うかも)

 

 それとカツオなどの魚介系の味も混じっているようで、あまり無いような味と思います。豚骨系でも醤油系でも魚介系でもないというか不思議な味です。

 これといった方向性が見えないスープですが、なぜか食べ進むと美味しくて、気が付くと一滴残らず完食しました。(味は好みがあります)店舗は無くなってしまったようで、お店の味を確認できなくなったのは少し残念です。