こないだ(2023年4月1日)、大分県佐伯市の佐伯さくらまつりに行ったのである。祭り会場の近くには佐伯市歴史資料館があります。市のHPによると「原始・古代から西南戦争までの佐伯の歴史を、貴重な歴史資料と映像や模型によって、わかりやすく紹介しています」と書かれています。

 祭り期間中は、入場無料の特典があるので行ってみましょう。初めての訪問です。

 資料館のすぐ近くに城山がありますが、ここは佐伯城跡でかつては山城があった場所です。石垣は一部残っていますが、本丸等の建築物は残されていません。

 登れるようなので行ってみましょう。当日は佐伯さくらまつりが行われており、登山口は会場にも近いので多くの人出があります。

 登山道は3ルートあります。
①登城の道 古そうだが一番近道のようだ。
②独歩碑の道 新しそうだが、少し大回りになるようだ。
③翠明の道 古そうだし少し大回りになりそうだ。

 吟味に吟味を重ねて、一番距離が短い①の道にした。(安易だな)

 登城の道は藩政時代からある道なので、当時の人々もこの道を上って山城に行ったのだろう。

 想像以上にきついような気がします。そうか、一番短いルートということは坂がきついということなんだろう。(体力が弱っているだけやないか)
「こんなことでは城務めはできんぞ」(と思いながら登りました)

 

 やっと、城の石垣が見えてきました。

 本丸があったところには祠が祭られています。あれ、右下の石はなんだろう?

 これは、南極の石と書いているではないですか。なんでこんなところに南極の石があるのだ?それも、ハンカチが敷いてある。まあ、なんか昭和基地に所縁の人が置いたのだろうとは思います。

 城跡からは城下が一望できます。ここで「釣りバカ日誌19」の撮影が行われたということです。そういえば、浜ちゃんすーさんが佐伯に釣りに来たシーンがあったような気がします。(すんません良く覚えていません)

 石垣のある場所に「ハート石」がありますので、良かったら探してみてください。

 同じ道を下るのは芸がないので、独歩碑の道で下山しましたが舗装されており歩きやすいです。人ともすれ違うので、こちらが一般的に使われている道のようです。(登城の道では、だれとも会いませんでした)

 通常は、近くの佐伯文化会館駐車場の無料駐車場が利用可能ですが、イベント時は利用不可とのことです。