こないだ、第4回チャレンジSHIRASEに行ったのである。今回は、いつもの船橋埠頭ではなく、晴海ふ頭で「晴海オータムフェスティバル」と合同開催だ。
ということで、SHIRASE出航・・しかし、SHIRASE5002は退役船なので自力走行は出来ず、タグボートに牽引されての移動です。
地下鉄の東日本橋から、無料シャトルバスが出るというので行ってみたが、生憎の大雨である。土砂降りである。バスは、客も少なく余裕で座れた。
晴海埠頭に到着しましたが、予想どおり人は少なそうです。
第4回のSHIRASEは乗船無料ですが、募金箱があったので心づけを入れました。500円以上入れると、抽選で景品がもらえます。
なんか、時計のようなものが当たりました。(笑)
まず、艦内ツアーに申し込みます。(無料) 通常は、しらせサポータークラブの会員が対象なのですが、今回は誰でもオッケーでした。ヘルメットと軍手を貸してくれます。
以前、入ったことはあるのですが、メインの操舵室です。ブリッジでも操船は出来ますが、ここでは船の監視・制御を一括で行えるので、中心部ですね。操船中は3交代で勤務をしていたとか。
無線通信室です。セキュリティが特に厳しい区画でした。
さて、今回の目玉は「CIC」です。Combat Information Centerと言って、作戦指揮所です。戦闘艦の場合だと武器管制も行うのでしょうが、砕氷船なので海図などが置いてあります。
初めて入る、CICです。場所は、ブリッジの後方部分にあたります。行動中は、いつも薄暗かったそうです。
さて、今回は「無電源ラジオを作ろう」という企画があったので、申し込みました。参加料は1,500ですが、出来上がったラジオは持って帰れます。横浜みどりクラブ(JH1YMC)主催でした。
簡単なはんだ付けができれば、完成できます。無電源ラジオなので、増幅回路なしのダイオード検波のみです。バーアンテナは、結構立派なものが使われています。つまり、同調(バーアンテナ+ポリバリコン)⇒ダイオード検波(1N60)⇒マグネチックイヤホンで可聴音に変換 というシンプル構造。
30分もあれば、完成です。クラブで用意した、簡易AM送信機にラジオを近づけたら、見事になりました。しかし、持って帰ってもラジオが聞こえるとは限りません。電波を増幅していないので、よっぽどAMラジオの電波が強くないと、うんともすんともいいません。これは、ラジオスポットを探して聞くという、高度テクニックが必要です。(笑)荒川土手なんかいいらしいと聞きましたが。
せっかくの晴海ふ頭での、チャレンジSHIRASEでしたが、土砂降りの雨のため、人の出足が鈍かったのは、主催者側としては残念だったでしょう。見て廻る方としては、すいてて良かったですけど。
東京都中央区晴海5丁目